先日開かれたたちかわバイクトライアルミーティングもバイクトライアルの繁栄や普及や継続を願って開かれました。
もちろん現場に来て、見て、参加するのがイチバンのトライアルデビューの近道です。
親子連れで見に来てくれたりすると発起人のパパもたいへん嬉しいわけですが、今回初参加の方に聞かれて困ってしまう質問があります、いつも困ってしまうんですが。
「自転車はどこで売ってますか?、何を買ったらいいんでしょう?」
バイクトライアルは自転車雑誌にもあまり載っていませんし、専門の雑誌もありません、テレビや他のメディアにも載っていません、唯一の頼りはインターネットでしょう。
実は上級者が乗っている自転車はスペインやらフランスやらで生産されたけっこう高額な自転車です、ピンキリですが上は30万円以上です、もっと高額な自転車にさらにお金をかけてチューンナップしてあることもあるでしょう。
さらにどこの自転車店に行っても現物を在庫して売ってません、日本中探してもトライアル自転車を並べて売っているお店は指を折って数えるほどなのが現状です、マウンテンバイクを売っているお店はいくらでもありますがトライアルについてアドバイスできるところはほとんど無いんです。
トライアルライダーが乗っているトライアル自転車は実は通信販売などを利用して、本体フレームを買ってさらに部品をバラで選んで買って自分で組み立てて作った自転車だったりします。
けっこう昔にパパがバイクトライアルをはじめた時の事ですが、バイクトライアルが日本で始まったころには一応一流メーカーの丸石自転車がスペインのモンテッサ(オートバイトライアル専門メーカー)と共同で販売した自転車をどこの自転車屋さんでもソコソコの値段で売っていましたので、それを買ってきて始める事ができたんですが、その後バイクトライアルは日本では流行せずパッタリ売れなくなってしまいまして量産メーカーは全て撤退してしまいました。
それでも量産メーカーが撤退してもバイクトライアルは無くなったりしてません、スペインのモンテッサから独立したモンティーというメーカーが生産を続けましたし、日本でも少量の生産がありました。
たぶんブームにならなかったのは20インチのトライアル専用の自転車はスピードが出ないのでつぶしが利かずまったく普段の使用に耐えなかったからでしょう、お買い物にも出かけられない自転車は大量に売れる品物ではなかったんでしょう、当時の日本人の感覚では遊ぶだけの自転車は必要なかったのかもしれません。
さて近年になって再びジワジワとトライアルの人気が出てきたようです、26インチのマウンテンバイクでトライアルが出来る事がわかりました、26インチマウンテンバイクなら変速機がくっついているのでちょっとの日常使用にも使い道がありますから自転車としての実用性を最低限確保できるでしょう、ですから初心者の大人の人がトライアルを始めるときに、手持ちのマウンテンバイクでも始められるようになりました。
大人がトライアルを始めるなら手持ちのマウンテンバイクである程度遊んで知識が増えて上達してからホンモノのトライアル自転車を買っても良いでしょう。
しかし問題は子供の場合です、子供用のマウンテンバイクも今はわりと安くて良いものが増えてきましたが、マウンテンバイクは子供には重すぎてトライアルは困難でしょう、やはり子供にはホンモノのトライアル自転車を買ってあげたいところです。
大量生産の海外の一流メーカーにGIANTというメーカーがありますが、GIANTには現在26インチと20インチのトライアル自転車がラインナップされていまして、お店に在庫が無くてもカタログを見て注文できるでしょう、しかし20インチといっても大人用の長さのサイズを生産していますが小学校低学年用としては長すぎるでしょう、高学年になれば大人用でも乗れるでしょうが。
しかしながら現在は少量生産のトライアル専門メーカーというのがあるんです、少量生産のトライアル専用の自転車は毎年物凄い勢いで進化した設計の自転車を次々に送り出しています。
超高級品もありますが、目を引くのはたいへん安価なトライアル自転車も生産されるようになった事です。
ここ数年で10万円を切るトライアル自転車が販売されるようになりましたし、最近では5万円を切る値段で入門用のホンモノのトライアル自転車が販売されています。
物価の上昇を考えれば昔よりも安価に、さらにはるかに高性能な自転車が買えるようになったようです。
通信販売などでしか手に入れられませんが、初心者向けの安価なトライアル専用の20インチが販売されると子供の初心者にとってはたいへんありがたいわけです。
トライアルメーカーも子供の体格や腕前を考慮した自転車を安価で提供しないとトライアルそのものが絶滅してしまいますからね、ぜひ頑張って欲しいところです。
最近は円も強いようですからこの時期に輸入された物は安価で販売されると好都合なんですがね。
子供の場合当然どんどん成長しますから、背が伸びて必要のなくなった「お下がり」を中古で買うという手もあります。
しかしもともと少数のトライアラーのそのまた少数の子供用の短い自転車を中古で探すのは困難でしょう。
新品のトライアル用自転車がその辺のお店に無いのに中古なんて、さらに子供用なんてそう簡単には見つからないでしょう。
でも諦めてはいけません、トライアルライダーがいっぱい集まるところに何度も足を運んで「中古探してます」と発言してください。
自転車が無くてもとりあえずトライアルの現場に行けば見つかる可能性がたいへん高くなるでしょう。
マイナースポーツのバイクトライアルは自分で楽しさを作る余地が残っているジャンルのスポーツです、積極的に楽しみを作っていきましょう。

0