お休みのパパは午前中体を休めながら長い日記を書いてみます、暇な人は見てください。
最近パパは1秒間に15コマ撮影出来るカメラを手に入れましたので、ナツキのトライを撮影しました。
この大きさのダム型ナナメステアケースはナツキには精一杯の大きさでして何回かに一回しかクリーンは出ません。
この撮影時がベストではないでしょうが研究と解説には役に立ちます、ナツキの場合を例にとってナツキの方法を分析してみました。
大きなステアケースを上がるためには助走を大きく取って駆動力をかけてスピードをつけたほうが有利なわけです。
そこで使うテクニックを分析しましょう、使っているテクニックは「クランク1回転型」とか我が家では「右左右、逆足フロントアップ」と呼んでいる「こぎ方」です。
ナツキの利き足は右足ですがこの写真では右足で強く駆動力をかけ始めています、頭と腰を加速に負けないように前のほうに置いて上から斜め後方向に「コギ」を入れていますがこの段階では前輪を持ち上げません、持ち上げない理由はギリギリまで前輪を持ち上げないでしゃくりあげるように前輪を持ち上げたほうがステアケースを上がるために、水平前進方向からナナメ上方向方向に自転車がスムーズに進行方向を変えられるからです。
2番目に選んだ写真ですが、前輪はまだ接地しています。
しかし体を後に引きウデが伸びてフロントアップを始めています。
足を見れば解りますが逆足で思い切り「コギ」を入れてフロンアップをしています。
3番目の写真です、前輪が浮いたところですが、左足はコギ終わっていまして恐い瞬間です。
ここで感覚的なお話ですが、「コギ」の上手さが必用になります。
ペダルをイチニというように上から下へ踏み込むのが良くない「コギ」です。
そのような「コギ」は駆動力が連続的に発生しませんからクランク下死点で前輪が落ちてしまいます。
さらにペダルを上下に強く踏むと左右にバランスを崩して自転車の進行方向がブレたりヨレたりするわけです。
理想的な「コギ」はクランクを「下へ踏む」のではなく「回す」のです。
クランクがどこにあってもトルクにムラが出ないように、モーターのようにきれいに「回す」事によって下死点を通過します。
4番目の写真で前輪がステアケースの半分から下あたりの高さにぶつかっています。
ギリギリまでフロントアップをガマンしてしゃくりあげるように上げた前輪はスムーズに進行方向を変えてステアケース頂点に向って進行方向を変えていきます。
回し続けたクランクはぴったり1回転して利き足の右足が次の「コギ」や「ジャンプ」に備えています。
腰の位置やウデのたわみも次の動作の準備を始めました、前後のタイヤも同時に潰れ始めて強いグリップを獲得していますし、次の反発力を発生させる準備をしています。
5番目の写真は4番目からほんの一瞬後の写真です、1秒間15コマが役に立ちました。
ここでナツキは自転車を飛び越す勢いで右足で「コギ」を入れながらジャンプを始めています。
大事なのはここで最後の「コギ」が入れられる事です。
足が合わずに足を止めてジャンプしてしまう事もありますが、理想的にはクランクの回転を止めることなく最後の加速を入れることが大事なわけです。
その加速によって前輪はステアケースに刺さることなくステアケースの面に沿って加速します。
後輪もかなり潰れているのが解ります。
6番目の写真ではナツキが自転車を追い越してジャンプを始めました。
ジャンプの方向はステアケースの頂点に向っています。
先に跳んだナツキのウデが伸びきって自転車を引き抜いています。
それにつれて後輪が離陸を始めました。
後輪の離陸によって自転車の進行方向は完全にステアケースの上に向う方向に変わりました。
後輪が離陸せずに地面から直接ステアケースにぶつかると減速してしまいますし、後方向に反発を食らって不利なモーションが発生してしまうことがあります(わざとぶつけるテクニックもありますが)。
後は先に跳んで加速が終わりチカラを抜いて待っているナツキのマタの間を自転車がすり抜けて上がっていきます。
普段は上がりきったカッコの良い写真などを載せていますが、分析のためにはその前の写真が必要なんでした。