ある社会が政治的に末期になると、同時に色々な事が起こる。
たとえば、幕末にはお伊勢神宮のお札が、空から舞ってきたという、一種の「都市伝説」が民衆の間にまたたくまに広まり、みんなが農村をすてて、踊りながらお伊勢参りに行くという「ええじゃないか騒動」というものがあった。
民衆の間に、閉塞感と政治的不満がよっぽどたまっていない限り、こんな根も葉もないウワサが広まって社会現象になったりはしないだろう。
今、ガソリンをはじめ、様々な日用品の物価がじわじわと上がっている。中国の成長や中東情勢の不安定化による原油価格の高騰と、南米などでのバイオ燃料への農作物の利用による穀物の高騰。ま、実はそれらは「引き金」であって、本当に物価を押し上げているのは、それらの情勢を材料に先物取引で稼いでいるブローカー達のせいだ。
なんにしろ、サラダ油もカップラーメンも何でも高くなる。小さいことだけど、国民の不満と不安は、蓄積する。年金不安や、住民税増税なども相まって、「政治を改革しよう」「世の中の流れを変えよう」という雰囲気は強くなっていく可能性がある。
自民党でも民主党でもなく、国民が政治を動かす時代がくるのじゃないだろうか。