京大の原子炉実験所の
我らが
救いの☆小出先生の言葉の抜粋です↓
「少欲知足
しかし、私が思っていることは別にあります。
原発は電気が足りようが、足りなかろうが、
即刻全廃すべきものです。
福島原発の悲劇を見ながら
そう思うことができない人がいるとすれば、私は不思議です。
いったい、私たちはどれほどのものに囲まれて
生きれば幸せといえるのでしょう?
人工衛星から夜の地球を見ると、
日本は不夜城のごとく煌々と夜の闇に浮かび上がります。
建物に入ろうとすれば、自動ドアが開き、
人々は階段ではなく
エスカレーターやエレベータに群がります。
夏だというのに冷房をきかせて、
長袖のスーツで働きます。
そして、電気をふんだんに投入して作られる
野菜や果物は、季節感のなくなった食卓を彩ります。
現在、地球温暖化問題が
とてつもなく重要なものだと宣伝され、
それを防ぐためには原子力が必要だなどという
途方もないウソが流されています。
「地球温暖化」もっと正確に言えば気候変動の原因は、
日本政府や原子力推進派が宣伝しているように、
単に二酸化炭素の増加にあるのではありません。
産業革命以降、特に第二次世界戦争以降の
急速なエネルギー消費の拡大の過程で
二酸化炭素が大量に放出されたことは事実ですし、
それが気候変動の一部の原因になっていることも本当でしょう。
しかし、生命環境破壊の真因は、
「先進国」と呼ばれる一部の人類が産業革命以降、
エネルギーの膨大な浪費を始めたこと、
そのこと自体にあります。
そのため、多数の生物種がすでに絶滅させられたし、
今も絶滅されようとしています。
地球の環境が大切であるというのであれば、
二酸化炭素の放出を減らす
などという生易しいことではすみません。
人類の諸活動が引き起こした災害には
大気汚染、海洋汚染、森林破壊、酸性雨、
砂漠化、産業廃棄物、生活廃棄物、環境ホルモン、
放射能汚染、さらには貧困、戦争などがあります。
そのどれをとっても巨大な脅威です。
温暖化が仮に脅威だとしても、
無数にある脅威の一つに過ぎませんし、
その原因の一つに
二酸化炭素があるかもしれないというに過ぎません。
日本を含め「先進国」と
自称している国々に求められていることは、
何よりもエネルギー浪費社会を改めることです。
あらゆる意味で原子力は最悪の選択ですし、
代替エネルギーを探すなどという
生ぬるいことを考える前に、
まずはエネルギー消費の抑制こそに
目を向けなければいけません。
残念ではありますが、
人間とは愚かにも欲深い生き物のようです。
種としての人類が
生き延びることに価値があるかどうか、私には分りません。
しかし、もし地球の生命環境を
私たちの子どもや孫たちに引き渡したいのであれば、
その道はただ一つ「知足」しかありません。
一度手に入れてしまった贅沢な生活を
棄てるには苦痛が伴う場合もあるでしょう。
当然、浪費社会を変えるには長い時間がかかります。
しかし、世界全体が持続的に平和に暮らす道が
それしかないとすれば、
私たちが人類としての叡智を手に入れる以外にありません。
私たちが日常的に使っているエネルギーが
本当に必要なものなのかどうか真剣に考え、
一刻でも早くエネルギー浪費型の社会を
改める作業に取り掛からなければなりません。」
*太字una加筆
全文はこちらです↓
http://chikyuza.net/n/archives/9063

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