悪名高き特高警察&治安維持法(1945年10月15日廃止)と
ひたすらオーバーラップする”共謀罪”ですが、
どうやら、今国会での法案提出は見送られるようです。
シンちゃんは、「
国民の合意が得られていない」と言いますが、
それなら、
ま〜〜ったく、国民合意のなかった教育基本法を
何故、あれほど、超スピードで改悪したのでしょうか?
ところで、
「横浜事件」をご存知ですか?
*太平洋戦争下での特高警察による研究者や編集者等に対する
言論・思想弾圧事件です。
1942年、雑誌「改造」に掲載された論文”世界の動向と日本”が、
共産主義的だとして執筆者が検挙されたのを機に、
携わった編集者や記者ら60人が神奈川県警に逮捕されました。
そして、横浜地裁は敗戦から、治安維持法が廃止されるまでの間に、
約30人に有罪判決を下し、うち特高の拷問により4人の死者を出しました。
これに対し、
戦後無実を訴え続けた元被告やその家族らが、
再審請求を繰り返し、第3次再審請求で、
横浜地裁は、2003年、再審再開を決定、
2005年に、東京高裁がこの時の決定を支持しました。
ところが、控訴審第3回公判(今年、1月19日)で、
東京高裁の安部文洋裁判長は、元被告(故人)に対し、
「
控訴棄却」の判決を下しました。
裁判所側は、元被告らは、恩赦で免訴になっているので、
公訴権は消滅している(
事件はなかったものとして、有罪無罪の判決はしない)
という事で、結局、法の理論だけに終始し、
横浜事件の全貌を明らかにすることから逃げたわけです。
(*免訴・・刑事裁判において、公訴権の消滅=刑の廃止や時効・
を理由に有罪無罪の判決をしないこと)
各新聞社の社説等で、裁判所の姿勢が問われています。
(こちらのサイトは、
法政大関係者作成の物のためか^^;
正しいURLですが、今現在見ることができないようです。
ヤフージャパン検索の”横浜事件”では出てきます。)
*社説の抜粋です。
「拷問に手を染めながら、戦後は口をぬぐった警察官だけでなく、
それを容認した裁判官や検察官にも責任がある。
過去の誤りをきちんと見つめようとしない
現在の裁判所にも、どこか危うさが感じられる。」
「裁判官は捜査当局の言いなりではないか・と指摘されている。
判決までに被告が保釈される率は70年代には50%を超えていたが、
現在は、10%にまで下がっている。」・・(06、2月10日・朝日新聞社説)
「
そもそも、司法も言論弾圧に一役買っていたことを忘れてはならない。
”悪法も法なり”とはいえ、
裁判官は、治安維持法を無批判に適用し、
敗戦後も有罪判決を出し続けた。
横浜事件では、責任追及を恐れた為か裁判所自ら資料を焼却、
”裁判記録がない”と何度も元被告達の再審請求を退けた。」
・・(05、2月13日・東京新聞社説)
上記のように、
いつでも国策になびいてしまう傾向の裁判官ですから、
”凶暴罪”のようなキョ−ボーな法案が成立してしまったら、
真っ当な考えの方達は、皆有罪にさせられ、獄中死でしょう@@;
ですから、今後も、”
共謀罪成立阻止”の為に、
政府の動向を要チェックしなければならないと思います。

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