パソコンの講習会や教室では、ほとんどがローマ字入力で教えている。
世の中の八割〜九割がローマ字入力だからという理由である。
複数の生徒が、色々な入力方式では、講習できないという理由もある。
講師自体が両方の入力を出来ない。かな入力など知らないのである。
したがって、生徒本人の意向などほとんど無視される。
インターネットのホームページやメールのアドレスを入力するのにアルファベットが必要というもっともらしい理由もある。現実には、直接、アドレスを入力する機会などめったに無い。検索エンジンでページを探せばよいし、メールだって、返信機能や一度登録してしまえば、そんなに、必要では無い。どうしても、必要な時はゆっくりやればよい。
私が教える高齢者の方々は、かな入力を選ぶ人が多い。
時代的背景も含めて、アルファベットやローマ字に馴染みが薄く(大文字は読めるが小文字は読めないとか敵国の文字は使ってはいけない時代だったとか)、又、年齢から考えても、タイピストになるわけでも無く、ブラインドタッチも必要ない。
ゆっくりでも確実に入力できれば良い。
上記の理由から、講習会でローマ字入力を強要されて、挫折して行く人も多い。これでは、なんの為のパソコンの講習会か解らない。せっかく、やってみようと興味を持った人を混乱させるだけである。