「寒い」を連呼していた間に、5月が間もなく去ろうとしている…
咲いていた桜も粗方散ってしまったが、桜を愛でながらの散策も、寒さに阻まれて思うようには出来なかった感じである…そういう不満も漏らしてはいたが、この数日、ようやく屋内は暖かな感じにかった…寒かった最中、
模型に興じる場面は多かった…
それ位だ…
先程、4月28日に開業した
“副港市場”という場所に、初めて足を踏み入れた。よくある「開業直後の大混雑」というようなものが嫌なので、1ヶ月を経た辺りで視察という具合だ…夕刻ではあったが、各テナントの従業員の皆さんの方が、客より多いという感じで、賑わってはいなかった…稚内の牛乳を低温殺菌でというのは大変に結構なので、それはいただいた…夕方の小腹が空いた状態を何とかすべく、ハンバーガーをいただいた…「開業直後の大混雑」というようなものを避けて見てみると、デパートの食品売り場の小規模なものと、少々の飲食店があるという具合で、格別に凄い訳でもない…これからどうなっていくだろう?
過日、馴染みの食事が美味しいお店に、小学生の一行が見学に来たそうだ…お話しを聴きに寄ってみた…農村部の、全校生徒が数える程で、「居ない学年」もあるような小規模校で、各自のテーマで稚内の何箇所かを見学し、関連の品物を入手して研究したりというような、“総合学習”なるものだったらしい…2人の女の子が、料理や食材をテーマにしたらしく、学校から電話が入って、教員が用意した官庁方式の依頼文と、子どものお手紙がお店に来たのだそうだ…
馴染みの店主が言っていた。子どもの質問に「何故、稚内で○○料理屋さんなんですか?」というのがあって、彼はドッキリしたという…
「何故、稚内で○○料理屋さんなんですか?」と問われれば…「○○料理がブーム」、「○○文化に注目が…」、「客単価が高い」などなど、所謂「マーケティング関係の会合」で語られるような様々な回答が考えられるかもしれない。時には「○○料理店は収益が上がらない」とか「難しい…」という方向にもなってしまうかもしれない…
子どもが「何故、稚内で○○料理屋さんなんですか?」と、“他所の知らないおじさん”である店主に、多少緊張しながら尋ねている…店主は「おじさんが好きだから」と答えたという…私も、子どもが問うなら、他に回答のしようもないと思ったが…
色々な仕事があるが、「マーケティング関係の会合」で語られるような様々な理論は大切であろう…が、他方に「私が好きだから」という子どもの夢のような感覚も決して忘れてはならないのかもしれない…そんなことを感じた…
その馴染みの店は、ランチとディナーという営業形態だが、スタート時はディナーから深夜というスタイルで、小学生の一行が登場したのは店の歴史で初めてだった…店主のお話しでは、大皿に盛った数点の料理で小学生の一行と引率の先生が昼食を愉しんだという。年上の子が年下の子の分を取り皿に装ってやり、沢山食べたいその子は、最後に余ったものを年下の子達に示し、「食べてしまっていいか?」と尋ねてから食べていたという。一行は「美味しかった!!」と出した分は残さずに食べて、嬉々として引き揚げていったのだそうだ…自然に年上の子が年下の子の世話を焼くというような様子…「今時の子も捨てたものでもないぞ…」と店主は微笑ましく思ったのだそうだ…
というようなお話しに多少良い刺激ももらった気がするが…何時の間にか5月が過ぎていく…