近所の金融機関に行った。ATMを利用するだけの話しだが…
金融機関の直ぐ脇で、発車したいのか停車したいのか判らない、やや大きな乗用車か何かが2台とタクシー1台がもつれていた…「邪魔だ…針路を塞いで…」と思いながら、タクシーの脇を通り過ぎようとした…タクシーの後尾側に逸れて歩んだが、不意にタクシーがバックし始めた…軽く跳ねるようにして前に踏み出した…跳ね飛ばされるような速度が出ていた訳でも何でもないが、正直なところ怖かった…
最近、違法駐車の取締が厳しくなったという…大きな街では、“激変”と言えるような状況もあったのだろうが、最初から大都市を思えば車の数も知れている稚内のような街では大きな影響は無いと思う…が、それでも私がたまたま寄った金融機関の傍の商店街など、一部地区では路肩の駐車に関してパトカーの警官が注意する場面が増え、駐車は見受けられなくなった…実際、件の金融機関の前でパトカーから「駐車はご遠慮ください!!」とマイクで叫んでいて、ドライバーが慌てて駆け寄って来た場面を見掛けた記憶がある…
どうもよく判らないのは「どうしても目的の場所の入口の扉の前に車を停めたい」という方が非常に多いということである…例えば件の金融機関…余程脚が悪いのでもない限り、1分と掛からない場所に“利用者駐車場”が設けられている…しかし、そこは空いていることも多い…他方で発車したいのか停車したいのか判らない状況になりながら、脇の道路で車がもつれていて、歩行者が安心して歩くのを妨げている…
そう言えば…最近、近所から撤退してしまったお店がある…何故か?その店の得意客が来て用事を足していた間に“駐車違反”ということになり、罰金6千円だったということを店主が気に病んだからだという説がある…その店があった場所にしても、1分か2分の場所に駐車スペースはあったのだが…
近所から撤退してしまったお店は、駐車場を備えた、別な地区のスーパーか何かにテナントで入ることを模索しているらしいが…ここで思う…「駐車場を備えたスーパー」というような一寸大きな、所謂“郊外型店”の類の駐車場から、用事を足す店等までの歩く時間は、概ね1分か2分だ…近所の商店街で、上述の金融機関で駐車スペースから歩く時間と何らの差も無いように思える…
そして改めて思う…「どうしても目的の場所の入口の扉の前に車を停めたい」という方が非常に多いのは何故なのだろうか、ということをである…
近所から撤退してしまったお店というお話しを持ち出したが、旧くからの商店街が寂しい状態になっている事例は多い…「何とか?」という話しになれば、何時も「駐車場が無い!!」という話しになる…「どうしても目的の場所の入口の扉の前に車を停めたい」という発想だから出て来る話しであろう…「それでは…」とそこらじゅうを駐車場にしても、賑わう訳でもないのだから…例えば、稚内の中央の飲食店街…随分以前から、歯が欠けたように店舗が減り、“駐車場”は増えたが、別段に賑わってなどいない…そして大火災があり、更に賑わうことがなくなってしまったが…
最近、稚内の中央を巡る話しが一寸賑やかになってきた…稚内駅辺りを再開発するような話しが出ている…稚内駅辺りの道路を全面的に替え、駅舎も建て直すというような話しで、数十億円の計画らしいが…
道路を大幅に直すような再開発…これは用地を買収したり、移転を強いる人達への補償で、工事に掛かる経費と同じ位のお金が簡単に要りようになる…とんでもない規模の開発になってしまうであろう…
そしてここで思う…道路を直して駅舎を建て直すというが…1日に8往復か9往復の列車―朝6時から夜11時までで、1時間に1本以下の発着…―が発着し、少ない場合は1両運行のディーゼルカーに数人しか乗っていないということもある稚内駅を、鉄道会社は自前で建替えるであろうか?ということをだ…現在の駅舎が余程酷く傷んで、使用に耐えないというなら、鉄道会社は「仕方ない…」と建替えるであろう…が、そうでも無い限りは、「再開発!!!」と言う側が“丸抱え”でもしない限り、駅舎の建替えは考え難い…
他に何らの「金が掛かる課題」が無いのなら未だしも…様々な課題もありそうな稚内で、このように大きな再開発が出来るのか否か…少し疑問だが、より強く思うのは、建設事業で発生した債務に「街が食潰されて傾く」ということがないのか…ということである…債務に街が食潰されておかしくなる…そんな事例が北海道内にも…
冒頭の話しに戻す…「どうしても目的の場所の入口の扉の前に車を停めたい」という、発車したいのか停車したいのか判らない車が中途半端に集まる街…何をどうしても、その辺の考え方を多少どうにかしなければ、好くなるようにも思えない…

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投稿者: HN TASHKENTまたはwakkanai097
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