宮崎県の新しい知事が話題だ…“○○庁長官”というような役職も務めた、かなり高位に上がった元官僚など、既存の政党などの支持・支援も受けていた候補に、結構な差を付けて選挙に勝ったのだった…
あの知事は芸人をしていた…若い頃の漫才をテレビで観ていた記憶もある…師匠が週刊誌に殴り込んだ際、それに同行して捕まったり、風俗営業の店に入ったら、彼にサービスをしたのが未成年で捕まったり、後輩芸人をどついて怪我をさせてしまったり…或いは結構な美人女優の妻との離婚と、“問題”もあった人生を送っている…他方、一念発起で大学に入り、勉強もして、故郷で知事などの自治体首長をすることに興味も抱いたという…大学では、教授に「愚直な男…」という印象さえ与える程に、なかなか熱心に勉強しようとする、真面目な学生だったという…確か彼は4年制大学を卒業していた筈なので、学士入学だったのか、或いは1年生からやったのか、詳しくは知らないが…
彼は、談合問題で去ってしまった前任者の後の知事を選ぶ選挙に登場し、「“失敗”を取り戻すには真摯に何かに取組んで、新しい歴史を創らなければならず、“しがらみ”の無い自分を選んで欲しい」というようなことを有権者に訴えて当選した…今やかなり高名になっている芸人時代の師匠や、知名度の高い仲間が出て来て「とにかく目立つ」というのではなく、「故郷がややこしいことになっている中で、何かをしてみたい」という意欲を持った、“無名の新人候補”の真面目な選挙運動をしていた…
ということで、とにかくも注目されている…
この彼が当選証書を頂いて、いよいよ知事として出発する際、県庁の職員向けに訓示というのか、挨拶というのかをした際、なかなか注目されることを口にしたという…「“裏金”などは無いだろうか?もし“問題”があれば、早急に明らかにして解決してしまおう…後から出て来ると、余計に恥ずかしい思いをしてしまうから…」という主旨だそうだ…
“新しいリーダー”として、彼は地域の素晴らしさなどを宣伝して故郷を盛り上げることと同時に、県庁部内の“問題”なども真面目に受け止めようとしていることになる…“問題”…こういう「都合の悪いこと」も受け止めて、何とか対応しようとするのが、リーダーには最も求められることなのかもしれない…
昨日…贔屓のNBAチームであるウォリアーズが惜敗を繰り返すのが悔しく、“残念会”と称して呑むことにした…呑みに行けば、テーブルには小さな器―昨日の店では籠を使っていたが…―に菓子や乾き物が入って出て来る…その菓子を見ると、F社の飴があった…F社は、製品や原材料の管理に関する“問題”を起こしてしまった…ポピュラーだった飴も、終に店頭から撤去されてしまっているという…私が寄った店では、数日前にたまたま仕入れてあったというが…
菓子も食品だ…食品は、単価が凄く高い訳でもない…が、真面目に一定の評価を得られる製品を売り続ければ、ある程度安定して稼ぐことが出来る…“一定の評価”の中には、何ら特別ではない「常識的な品質管理」が先ずあって、然る後に味や面白さがあり、やがてそれらが綿々と続くことで築かれる“ブランド”というものもある…F社は“ブランド”であった訳だが、その上に胡坐をかいてしまっていて、「常識的な品質管理」というようなことを疎かにしていたのだろうか?
このF社で、社長の交代があった…この社長が「都合の悪いこと」が聞こえ難い状況を改善したいというような話しをしていた…
このF社の社長の言葉が、宮崎県知事の言葉と、私の中で何となく結び付いた…
「都合の悪いこと」が聞こえ難い状況…色々な所で、リーダーが陥り易い状況だ…ある知人は「リーダーが“天狗様”になる」と称していた…「何もかも巧く行っているんだ!!」と思う…思い込む…思いたい…ということか?
「都合の悪いこと」が聞こえ難い状況…「何もかも巧く行っているんだ!!」と思う…思い込む…思いたい…ということでは“不始末”の類を正面で受け止められないし、取組む事柄の改善なども望み難くなる…
と、色々と考える昨今だ…

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投稿者: HN TASHKENTまたはwakkanai097
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