何か方々で暖冬傾向の様子だ…この時季としては考え難い程に高めの気温や、異様なまでの雪の少なさが伝えられる…有名な札幌の“雪まつり”も昨日から始まっているが、最高気温がプラス5℃を超えて霧雨になる中、自慢の雪像も壊れてしまったりしている様子だ…
稚内は…週末の雪が少々残っているが、緩んだり凍ったりを繰り返していて、何やら非常に足下が悪い…今日などは、余り気温が上がらないらしいのだが…
というように、暖冬傾向ながら不意に気温も下がる中、多少“風邪傾向”を帯びてしまったような気がする…日曜日、月曜日辺りはかなり倦怠感を禁じ得なかった…「病は気から…」というようなこともあるので、多少趣味に興じたり、お気楽なテレビ時代劇に興じるなどしていた…そのうち「万全ではないかもしれないが…」というのはあるものの、「それ程悪くないですよ…」程度の調子になった…
趣味に興じたり、居眠りをしたり、テレビを見ていたりすると、不意に「お?」というものに出くわす。ミスインターナショナルだったか、ユニヴァースだったか…少し前にその種のコンテストで上位入賞した日本の女性が居た…その彼女がある報道番組でレポーターをやっていた…何かを何日間か掛けて取材し、それを編集したものを流しつつ報告するというようなことをやっていたのだ…
その女性が出ていたというだけなら、「綺麗なレポーター…お名前は?今度出たら、また見よう…」程度の話しで、敢えて話題にもしないが、その彼女のレポートがなかなか興味深かった。“産婦人科医”という話しだったのだ…
産婦人科と言えば…北海道の地方部では深刻に不足している…「車を飛ばして1時間程度」の距離を動かなければ産婦人科医が居ないという地区さえある…稚内でも、無責任と言えば無責任な噂レベルで「無くなる!?」という話しが広まったこともあったような記憶がある…記憶が曖昧なのは、それが無責任な噂だったお蔭だが…その産婦人科医だが、この辺りを思えば“大都市”である、東京都と埼玉県の境目辺りの、人口24万人程度の地域であっても「周辺に産婦人科医院が1つしかない…」という例があるというのだ…
レポートでは、その「人口24万人程度の地域であっても、周辺に産婦人科医院が1つしかない…」現場で、院長の産婦人科医の仕事振りを追っ掛けていた…そういう状態の医院には、多い時で1日100人もの外来患者が訪れ、出産関係での入院は常時満杯…院長は新生児と母親の回診に、外来診療、通常分娩に帝王切開の手術、更にカルテ整理と朝9時から夜10時まで仕事である…翌日は出産間近の妊婦が居るというので朝7時前には医院に出て分娩をやっているという状態だ…「忙しい人」というのは幾らでも居るように思うが、この院長のような状態―365日の中で、長く熟睡出来た日があったか否か記憶に無いらしい…―である人も稀だと思った…
産婦人科は、少子化で出産が減っていることから、将来性が低いと考えられ、若い医学者で志す人が減り続けているというようなこともあるが、故に“激務”になるので敬遠されているらしい…この他に、産婦人科は他の診療科に比べて医療訴訟が発生する確率が飛躍的に高いというのだ…これも若い医学者が敬遠する理由になっている…出産は、人々が考える以上に難しいものである…事故が発生した場合、“補償”となれば長い裁判になる…残念ながら新生児が脳性麻痺のようなことになってしまった場合、過失の認定と無関係に国費で補償を行うというような制度も検討されているそうだ…
レポートのまとめに、レポーターの女性が言うには、院長はとんでもない激務ながらも「生命がこの世に出て来る手助けをする仕事に喜びと誇りを持っているから出来る」と言っていたとし、安心して子どもを産むことが出来る環境に課題もあることを提起していた…
こういう課題に関しては、厚生労働省が色々と手を打つ訳だが…その厚生労働省がトップの“舌禍”で一寸迷惑しているようにも思う…
「女性は産む機械」発言で物議を醸した厚生労働大臣が、「若い人は結婚して子どもを2人以上持ちたいという健全な状況にあり…」というようなことを口にしたというのだ…
こういうことで“たら”、“れば”と言っても、どうなるものでもないが…「女性は産む機械」発言が無け“れば”、「統計に出た若い人の考え方の傾向を、私自身は健全なことであると思ったまでだ!!何か変だろうか?」と言う余地もあったと思う…が、「女性は産む機械」発言があった以上、“連鎖反応”も起こってしまう…
言葉は発する瞬間までは発する人のモノだが、発せられた後は、寧ろ受け手のモノとなってしまう…「女性は産む機械」発言の際に思い起こしたことだが、また思い出さざるを得ない…
厚生労働大臣が何を考えて、何を言おうと…子どもは、産まれる時には産まれるものだし、子どもを産む環境に関する課題は厳然と存在するので何とかしなければならない…生命は色々な難しいことがある中から生まれ出でて来る…
この生まれ出でてきた生命に関して…考えさせられる事例が、どうも後を絶たない…
最近、中学校でのいじめを巡って、いじめた側に加わってしまい、いじめられた側に怪我を負わせた中学生が自殺をしてしまった…或いは…いじめが原因と見られる中学生の自殺を巡って、調査が不充分で到底納得出来ないとして、亡くなった中学生の両親が地元教育委員会と文部科学省を相手取って訴訟を起こしたそうだ…
どんな人であれ…それぞれの経過でこの世に出て来て、生き永らえてきた“生命”というものを持っている訳だ…それを「マダマダ先が長い」中で、自ら絶つような案件…非常に残念だと思う…
というようなことを考えているが…来る金曜日から“南下作戦”だ…一寸した仕事である…それでも、色々と変わったものを眼にすることも出来る機会とはなるであろう…

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投稿者: HN TASHKENTまたはwakkanai097
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