
■あまりテレビは見ないほうなのですが(ドラマの類はいっさいわかりません

)、そのような私でも好きな番組があります。「
ピタゴラスイッチ」という、NHK教育テレビの番組です。番組のホームページでは、次のように解説されています。
■「
私たちがふだん何気なく暮らしている中には、さまざまな不思議や構造や面白い考え方、法則が隠れています。たとえば、タイヤキ。なぜタイヤキはいつも同じ形にできあがるのか、不思議に思ったことはありませんか?タイヤキがいつも同じ形にできあがる裏には、『型がある』という法則が隠れています。はんこや版画、たくさんの印刷物、さまざまな工業製品…、これらはみんな『型』という法則で成り立っており『型』という考え方を知れば、これらを理解することができます。
番組では、こうした子どもにとっての『なるほど!』を取り上げていきます。番組を見ることで頭のスイッチが入り、考え方についての考えが育つことをねらいとしています。」
なるほど〜!!多様な現象の背後には、ある共通のパターン(たとえば『型』)が存在していることを理解したとき、子どもたちの頭のスイッチがパチンと入るというわけですか〜(これについては、いろいろ意見があるとは思いますが)。それはともかく…
■この「ピタゴラスイッチ」という番組の主なコーナーとして、「
10本アニメ・フレーミー・ポキポキアニメ」、「
アルゴリズム体操・こうしん」、「
ピタゴラそうち」などがあります。
■「
アルゴリズム体操・こうしん」は、お笑いコンビ「いつもここから」のお2人がおこなう下のような体操です!!





(詳しくは、「シュールでGO」の素材をご覧ください)
この体操は、なかなか面白くて、熱烈なファンの皆さんがいらっしゃるようです。「中野の鼻」さんのブログで、「
第3回アルゴリズム行進練習会」の様子が報告されています。すばらしい。大人がいっぱい集まって、このような「アルゴリズム体操・こうしん」をしたくなるほど楽しいんですよね〜、これが。
■さて、この「
アルゴリズム体操・こうしん」」と同じぐらい、いやそれ以上に釘付けになってしまうのが、「
ピタゴラそうち」です。「
ピタゴラそうち」とは、ビー玉だとか、生活のなかに普通の道具を使って、最後には「ピタゴラスイッチ」と書かれた小さな旗を立てたり、まわしたり、横断幕を降ろしたりする「仕掛け」なんです…。うまく説明できません

。慶応大学の佐藤雅彦さんと、佐藤さんの研究室のメンバーがつくっているようですね。いや〜、毎回、すごいなあと感心してしまいます。
■で、この「ピタゴラそうち」、ジーッとみながら、いつも子どもの頃を思い出します。自分も、新聞の折込広告の裏側の白いところに、この「ピタゴラそうち」のような「仕掛け」をいろいろ考えて書いていたからです。で、さらに、なんでそんな「仕掛け」を書いていたのかというと、子どもの頃夢中になっていたテレビ漫画「
トムとジェリー」のなかに、出てきたんですね〜。
■ネコのトムが、ネズミのジェリーをつかまえるために、大掛かりなネズミ捕りの「仕掛け」を設計する、そんなストーリーです。内容の細かいことは忘れてしまったのですが、このようなことをきちんと整理している人がいるんですね〜、驚きました(「
T & J, MY BEST 10」Takehikoのサイト内にあります)。「
失敗は成功のもと」というタイトルのようです。少し引用してみましょう。「ジェリーがチーズを食べ→チーズの先の目覚し時計が鳴り→時計のベルを叩く棒がノコギリを引く→ノコギリが丸太を切って端っこが下に落ち→開いたハサミに木が落ちてハサミが閉じられ糸を切り→糸に止められていたハンマーが倒れ…(中略)…ハト時計のハトにナイフがついていて前後するのと合わせ金庫を釣りさげてるロープを切り始め、ロープに括り付けた金庫が落ち」て、ジェリーがつぶれる。漫画のなかでは、結局、トムは失敗するんですけどね。
■ついでに、ちょっとネットを調べてみると、「ピタゴラそうち」をみて、この「トムとジェリー」(「失敗は成功のもと」)を思い出す皆さんがたくさんいるようです。それほどインパクトが強かったんですね、私だけじゃないんだ。「だんご3兄弟」や「バザールでござ〜る」で有名な佐藤さんも、幼い頃「トムとジェリー」の影響を強く受けたのだとしたら、なんだか楽しいよね〜。
■しかし、ネットで調べてみると、「ピタゴラスイッチ」よりも、もっと大掛かりな「仕掛け」にでくわしました。これは驚いた。イギリスで放送された、ホンダ・アコードのCMなのだそうです
ここをクリック!!。私はまったく知りませんでしたが、このCMはとても有名なもののようですね。あまりに有名なもので、
スイスの芸術家から訴えられているようです。
■このCM、編集ではなくて、ぜ〜んぶ、一回で連続して撮影しているのだとか。5ヵ月、606回も撮影を繰り返したそうです。そうだろうな〜。登場するのは、すべてアコードの部品なのですが、タイヤが坂をのぼったりするのはなぜだ、ワイパーの動きがなにか奇妙な生き物みたい…不思議なうえに、とっても驚いてしまうわけですね。
■しかし、こういう「仕掛け」は、どうして人びとを魅了するのでしょうね。これは、考えてみる価値があるテーマです。
【追記】
「ピタゴラスイッチ普及委員会」から連絡が入りました。「アルゴリズム体操・こうしん」については、
CDになっているようです。「たいそう」と「こうしん」のやり方も図解されているらしく、とくに立体分解図というのが、秀逸のようです。
【追記2】
不確実な情報ですが、どうもこの「ピタゴラスイッチ」の番組で、「我が家のピタゴラ装置募集」しているとの情報を得ました。でも、NHKのホームページにはないだよね〜

。ほんまに、募集しているんやろか。

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