
■皆さん、おひさしぶりです。とりあえず、生きています。
■少し前のことになります。東京から1通のE-mailが届きました。「参加お申込みを頂いていた『川の地図辞典』出版記念ウオークの最終御案内です。今年1月のブログから始まって、いよいよ実現かと思うと感無量のものがあります。関東へのご出張から東京は駒込へと足を延ばして下さるのですね。ご多忙の所、恐れ入りますが、お目にかかれること楽しみにしております。」『川の地図辞典』を出版されている之潮(コレジオ)の社長、芳賀啓(はが・ひらく)さんからのものでした。そして、予定通り、16日には『川の地図辞典』出版記念ウオークが実施されました。晴天のとても暖かい日曜日でした。
■あれから2週間、この話題について、ご近所ブロガーの皆さんは、とっくの昔に報告されています。それに対して、このブログでは、諸般の事情で、しばらく更新が滞ってしまいました。こういう話題は、すぐに報告することに意味があるのですが・・・。気の抜けたビールみたいなエントリーになりますが、どうかご容赦ください。トップの写真は、資料をもとに解説されている之潮の社長・芳賀啓さんです。その右、『川の地図辞典』の著者であり、今回の記念ウォークをリードしてくださった菅原健二さんです(場所は、駒込妙義坂子育地蔵尊です)。
■当日のことにつきましては、ご近所のブロガーの皆さんの以下のエントリーに詳しく報告されています。
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川の地図辞典・出版記念ウォーク『aki's STOCKTAKING』
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谷田川跡をあるく」『MDACONNCTION』
○「
とげぬきフォント」『Kai-Wai散策』
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「『川の地図辞典』出版記念ウォーク」『Kai-Wai 散策」
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「二連ポンプ:谷田川を行く」『東京クリップ』
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「川の地図辞典 記念ウォーク」『af_blog』
○「
春うらら、『川の地図辞典』出版記念ウォーク」『Across the Street Sounds』
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「東京は起伏に満ちている」『simple pleasure 2』
■『川の地図辞典』については、今年の1月、このブログで取り上げました。「
『川の地図辞典』(菅原健二/著)(その1)」と、「
『川の地図辞典』(その3)-“ご近所ブログ界”の展開-」です。大変長いエントリーですので、お読みいただけないと思います。簡単に要約しますと、masaさんのブログ『Kai-Wai散策』を中心としたご近所ブロガーの皆さん、さらに、その関係者の皆さんのあいだで、この『川の地図辞典』のことが話題沸騰になり、著者の菅原健二さんでさえ「このような地味なテーマの本が売れるのか・・・」とご心配になっていたにもかかわらず、『川の地図辞典』が売れ出したというわけなんです。そして、この記念ウォークの日、之潮の社長さんからは、「重版が決定した」との報告もありました。すばらしい!!ちょっとしたご近所ブロガーの皆さんの動きが、結果として本の出版を勢いづけることになるなんて・・・、私たち「JEDI」の面々もビックリなのであります。

■このように書くと、「そのJEDIって何だ?」ってすぐに質問されそうですね。「JEDI」とは、あえていえば、たぶん「Japan Earth Diving Institute」のことです。東京在住の建築家・秋山東一さんを隊長とする私たちのグループが、かなり真剣に取り組んでいる大人の遠足のような実践が、発展して組織化されていった・・・わけではなく、「俺たちのグループにも、なにか名前がほしいよね」「なにがいいかね」「スターウォーズのジェダイの騎士に当てはめて、Japan Earth Diving Institute にしよう」という、これまたかなり適当に半分冗談のように決まったのでした。当初は、「Institute」は学会っぽくて堅いから別の言葉にしようという議論もあったのですが、しだいにその議論も曖昧になり、正式名称がはっきりしないまま、通称の「JEDI=ジェダイ」だけが決定していた・・・ということなのであります。アースダイビングについては、「JEDI」の隊長がすでに詳細に「
本妙寺坂から、アースダイビングへ」で説明されていますので、そちらをご参照いただければと思います。ちなみに、写真は、「JEDI」隊長の勇姿であります!!

■この記念ウォークの詳細については、ぜひ、さきほどのご近所ブロガーの皆さんのエントリーをご覧いただきたいと思います。更新を滞っていた自分のせいではありますが、ブログって、後発になると、だんだん書くことがなくなってくるんですよね〜。簡単にいってしまえば、この日の記念ウォーク、都市化・近代化のなかで消えていった川を、様々な時代の地図を駆使して探り、かつての川筋に沿って歩きながら、都市河川の履歴を探訪していく、ということになるでしょうか。たとえば、この写真です。東京の山手線、駒込駅から台地を少しくだったところにあるガードです。ただのガード見えますが、ここにはかつて中里用水という用水路がながれていたのです。あっ、ここにも「JEDI」隊長の勇姿が・・・。このような東京の台地が生み出す凸凹の地形と川筋とは大変深く関係しています。極端にいえば、都市化された景観のなかに、かつて川がまだ存在した景観が埋まっているのです。そして、そのような埋め込まれた景観を掘り出しつつ、その背後にある地形の凸凹を実際に歩いてみることで身体とともに深く理解していく、ということになりますでしょうか。

■ここは、本郷通りです。手前、本郷台地からゆるやかに通りは下っていきます。一番低いところが霜降橋です。そこからまた、上野台地に向かって緩やかに本郷通りは上り坂になります。ここに、台地と台地が生み出す微妙な凸凹地形のあり様を、確認することができます。こういうことは、実際に歩いてみないとなかなか理解できません。おっと、ここにも「JEDI」隊長の勇姿が・・・。
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出版記念ウォークのコース(1)(『MDACONNCTION』の運営者:iGaさん作成)
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出版記念ウォークのコース(2)
■ところで、この今回の記念ウォークでは、大きく分けて2つのグループが参加しました。1つは、之潮さんとともに都市河川の歴史を勉強されてきたグループです。もう1つは、秋山東一さんを代表とするご近所ブロガーのグループ「JEDI」です。この少々バックグラウンドの違う2つのグループが一緒に歩き始めると、興味深い現象が生じるようになりました。前者、之潮さんたちのグループは、引率者である菅原健二さんとともにきちんと予定のコースを歩かれるのですが、我らが「JEDI」の面々は、街角にあるいろんな「面白いシーン、物件、出来事」というトラップにすぐに引っかかってしまうのです。当然、2つのグループのあいだには距離があいてきます。すると、之潮の社長・芳賀さんが、迷子になってはいけないと、ニコニコ笑顔で我らを迎えにこられるのです。まるで、メェメェ鳴いている子羊たちを導く羊飼いのようです。さらに付け加えますと、之潮グループがどんどん進むなかで、「JEDI」のメンバーは、「このあたりに、スゴイ物件があるんですよ〜」「えっ、ドコドコ」「こっちです。ひとっ走りしますか」なんて感じで、意図的に(確信犯的に)、コースからズレしまうようなんてこともありました。いや〜、おもしろいですね〜。

【写真上段左から】すでに営業していない理髪店。経年変化した建物と八手の組み合わせがググッときます。たとえば、こういうのに引っかかってしまうわけです。/立派な銭湯。アーケードでわかりにくいですが、伝統的な銭湯のスタイルですよね。/市場でよくみるターレ。カッコイイ。【写真中断左から】このあたりの凸凹度がよくわかります。/「いいですね〜、すばらしい」とつぶやきながらカメラを向けるのは、「JEDI」の面々です。/果敢にカメラを街角の“獲物”にむける「JEDI」の名ハンターです。カッコイイです。【写真下段左から】慈眼寺ある芥川龍之介の墓。こういうところを、きちんとチェックするのが、之潮さんたちのグループらしさだと思います。/本妙寺の墓地。広々とした空が見えてきます。向こうにいくにしたがい、ゆるやかな傾斜になっています。台地の縁であることがわかります。/本妙寺の「遠山の金さん」の墓。もちろん、本物ですよ。

■今回の記念ウォークで、一番頑張ったのは、おそらく「JEDI」のメンバーfuRuさんのご長男そら君ではないでしょうか。まだ、幼稚園(この春から幼稚園の年長さん)なのに、最後までがんばってお父さんと一緒に予定のコースを踏破しました!えらいぞ、そら君。将来のいつの日か、この「JEDI」を引き継がせるべく(?!)、早くも、息子さんを連れてくるお父さん(fuRさん)も、なかなか立派ですね〜。ある種の英才教育かな・・・(「ちゃうちゃう」という、fuRuさんの声が聞こえてきました・・・幻聴か)。
■こうやっているうちに、最終目的地である巣鴨地蔵通り商店街入り口の真性寺に到着しました。境内で記念撮影。一旦解散のあと、懇親会、さらに二次会へとイベントは続いていったのでした。この日、けっこう飲みました〜。
乾杯!(iGaさん撮影)
「フォースと共にあらんことを」
May the Force be with you!
【追記】■この日、ひさしぶりに、我らが「JEDI」隊長・秋山さんの宴会話芸を堪能しました。ああ、面白かった〜!!

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