
■先日のことになりますが、急遽、大阪の道頓堀にいく用事ができました。大学のある滋賀県からJRで大阪までいき、こんどは地下で鉄梅田から心斎橋へと移動し、そこから道頓堀まで歩きました。最近は、京都や大阪の街中では中国語や韓国語で話しているグループとよくすれ違います。アジアからの観光客の皆さんです。高校生らしい制服のグループもいます。でも、聞こえてくるのは韓国語。修学旅行なんですね。まあ、心斎橋や道頓堀は、大阪観光の重要スポットだから、よけいに海外からの観光客の皆さんに出会うことになるのですね。
■道頓堀はつきました。ここは、いつも人通りの多いところではありますが、そのなかでも一段と人だかりができている場所がありました。「くいだおれ」の前です。多くの皆さんも、新聞やテレビのニュース等でご存知だと思いますが、この「くいだおれ」、7月8日で閉店します。というわけで、記念写真を撮る人だかりができていたのです。この「くいだおれ」(店名は「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」からきている)の人形、「くいだおれ太郎」という名前です。大阪土産の携帯ストラップにもなったり、もうすっかり大阪を代表するキャラクターになっているだけに、なんだか残念な気持ですね〜。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/136128/
http://www.asahi.com/life/update/0408/OSK200804080073.html
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「永年勤続ご苦労様 ついに「くいだおれ人形」が定年退職」(YouTube)
■「くいだおれ」の創業は、1949年だそうですが、現在の場所にビルを建てたのは、1959年です。wikipediaには、以下のように説明してあります。私は1958年生まれなので、なんだか親近感をもってしまいますね〜。
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「くいだおれがビルに収まったのが1959年のことで、この際にもいち早くビル内全てを空調設備完備とするなど最新の環境設備を自慢とした。1階が総合食堂、2階が居酒屋、3階が日本料理店、4〜8階が割烹お座敷があり、食材も集まる流通拠点・商業都市としての大阪のもう一つの顔である、全国各地の名産品が入ることから飲食店が発達している「食い倒れの町」としての側面を体現している。」
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■要するに、「ここに来れば、とりあえずなんでも食べられて満足できる」という感じでしょうか。私のなかでは、「デパートの大食堂」的なものにイメージが近いのです。昭和・高度経済成長期という時代と深く関係しているようにも思います。ところで、この「くいだおれ」よりも一足先に閉店した店が東京にあります。上野の「聚楽台」です。最初、新聞記事を読んで、閉店のニュースを知りました。また、masaさんの『Kai-Wai散策』の「
上野駅のホームから」を読んで、今日、その記事のことを思い出しました。関西ではあまりなじみがないように思いますが、東京の方たちはもちろんですが、高度経済成長期、まだ東北新幹線がないころ、北関東や東北地方から東京に出てこられた皆さんには大変印象深いレストランなのではないかと、そういうふうに想像しています。
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「金の卵」迎えたレストラン、50年の歴史に幕
■「聚楽台」のホームページをみると、次のように説明してあります。「西郷銅像下、昔懐かしい桃山調の広いお座敷のある聚楽は上野の名所のひとつ。ここはなんといっても都内屈指の大型タンクに貯蔵された工場直送の生ビールが絶品。和洋中の豊富なメニューとデザートでお年寄りからお子様まで幅広くご利用いただけます」。なるほど〜。生ビールが売りなんですね。それから、「和洋中の豊富なメニューとデザート」というのが注目されます。この聚楽台も、さきほど書いたように、「デパートの大食堂」的ですね〜。この上野の聚楽台も、オープンから50年たっているだそうです。大阪の「くいだおれ」がビルを建てたのと同じ歳です。
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The oldest family restaurant in Japan.・・・閉店直後の上野聚楽台[4/21](YouTube)
■昭和といいますか、高度経済成長期といいますか、自分の成長と共ににあったものがまた消えていくよう気がします。これは、自分の人生が歴史化していっていることでもありますね。

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