(以下の本文と写真は、直接関係していません。夕暮れの竹生島(ちくぶじま)です。)
■このブログの特徴を一言でいえば、カメラ(下手糞ですけど・・・)と町歩きや地域づくりに関連する文章(とっても長いですけど・・・)、ということになるのかもしれません。実際、多くのエントリーはそういう内容です。だけど、今日は、いつものそのようなお話しではありません。本来のといいますか、コアとなっている自分の仕事に関連するお話しです。
■昨年から、滋賀県庁の「琵琶湖総合保全学術委員会」に委員として参加しています。この委員会の目的ですが、設置要綱によれば、「琵琶湖総合保全に関し、学術的な見地から高度な助言、提言を得るとともに評価を求め、琵琶湖総合保全の取組みの持続的な改善を図るため、琵琶湖総合保全学術委員会を設置する」ということになっています。県庁のなかの委員会ですので、どうしてもこのような硬い表現になってしまいます。で、なんでこんな委員会に入っているのかといえば、
ホームページのほうにも書いてありますが、私の研究関心が、「環境政策と環境運動・実践の相互関係」と「琵琶湖の環境問題」にあるからです。委員会では、これから、琵琶湖総合保全のための「
マザーレイク21計画」の第2期の策定(2011年)にむけて検討を継続していくことになっています。
■委員会の委員は全員で23名。委員長が琵琶湖博物館館長の川那部浩哉さん。副委員長が、琵琶湖環境科学研究センターのセンター長である内藤正明さんです。委員会を仕切るお2人には、琵琶湖関連の研究で10年以上もお世話になってきました。また、私自身、以前、川那部浩哉さんが館長をされている琵琶湖博物館に学芸員として勤務していました。そういうお2人が仕切っておられる委員会ということもあり、堅苦しくなることもなく、自由に発言させてもらっています。まあ、そのままでも、勝手に喋ってしまうほうではありますが・・・(^^;;。

■先日、平成20年度第1回目の委員会が開催されました。ほとんどが大学の教員であるため、勤務先の事情から、全員の参加というわけにはいきませんでしたが、事務局の琵琶湖再生課以外にも、県庁内の琵琶湖関連の部・課の職員の皆さん、そして琵琶湖総合保全連絡調整会議幹事会、琵琶湖総合保全推進協議会のメンバーである国の関連省庁の部課長の皆さんがオブザーバーとして参加されました。
■今回は今年度の第1回目ということもあり、前回(昨年度末)の学術委員会の整理(「暮らしと琵琶湖の関わりについて」)、そしてワーキンググループの設置について議論が行われました。そして、新たなワーキンググループの設置について議論が行われました。学術委員会のなかには、これまでも、メカニズム検討部会が設置されていましたが、その下に、さらに前者が水質汚濁メカニズムを解明するための「水質ワーキンググループ」と、琵琶湖に魚や貝を取り戻すための「魚ワーキンググループ」が設置されました。また、メカニズム検討部会とは別に、琵琶湖と人の暮らしの繋がりを再生するための「暮らしワーキンググループ」も設置されました。私は、この「暮らしワーキンググループ」に参加することになりました。そして、そのようなワーキンググループとは別に、学術委員会の下では、滋賀県の琵琶湖の環境問題に関する中心的研究機関である琵琶湖環境科学研究センターが中心となって、持続可能な流域管理に関して、あらゆる可能なシナリオをモデル上でシミュレーションして検討する「琵琶湖流域管理シナリオ研究会」が設置されていますが、その研究会にも参加することになりました。
■会議の後半では、滋賀県知事である嘉田由紀子さんが、「暮らしと琵琶湖の関わりの再生について」というテーマで講演をされました。委員会の委員長が、昔の職場の上司。そして、講演する知事も昔の上司です。嘉田知事は、四半世紀以上にわたって継続されてきたご自身の琵琶湖研究を振り返りつつ、今、琵琶湖の環境研究、環境政策には何が求められているのか、ということについて講演をされました。研究者出身の知事とはいえ、こういう委員会に知事がやってきて自ら講演を行うということは、あまり考えられません。知事としても、かなり力が入っているということなのでしょうね。
■ちょっと硬い内容になるかもしれませんが、このブログのタイトルに相応しく、琵琶湖の環境研究や環境政策に関しても、少しずつ紹介していけたらと思います。

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