
■結婚した頃(もう四半世紀近くも昔のことですが…)、よく料理の雑誌を買っていました。ページをめくって「美味しそうだ…」と直感的に思えた料理は、実際にも作りました。もちろん、難しい本格的な料理ではありません。『オレンジページ』などは、大変お世話になりました。ところが、歳を重ねるにつれて「料理」に対する意欲が弱まってきたような…。いえ、料理は好きなんですけどね。以前ほどは、書店にいっても料理の本や雑誌も買わなくなってしまいましたのです。ところが、先日、ぶらりと書店に立ち寄ったさい、ふとある雑誌が目に入りました。『dancyu』という料理の雑誌です。表紙には、「餃子づくりの天才になる!」とあります。中をめくってみると、「絶品餃子づくのススメ」なんて記事もあり、ひさしぶりに「料理良欲」がムクムクと湧いてきたのでした。もちろん、買ったことはいうまでもありません。
■「dancyu」の6月号、わたくし的には、見所満載…といった感じでした。もりだくさんの餃子関連の記事だけでなく、日本酒の記事も。いいですね〜。岩手の「南部美人」ものっていました。うれしくなりますね〜。その他に、梅(梅酒、梅干し)関連の記事も。今年こそは、梅酒をつくってみたくなります。エエ感じですね〜。まあ、そんな感じの6月号なのですが、これらの記事のなかで、さらに「おおお!!」って思った記事がありました。「驚きの、高槻『うどんギョーザ』の謎に迫る!」という記事です。
■「うどんギョーザ」。わりますよね、「うどんギョウザ」(うどん餃子)です。私が、この「うどんギョウザ」のことを知ったのは、ごく最近のことです。先日エントリーした「
高槻ジャズストリート」(2010/5/4)にいったさいに、初めて知りました。参加している「大津ジャズフェスティバル実行委員会」では、メンバー有志が「高槻ジャズストリート」にボランティアスタッフとして参加しました。そのとき、高槻在住のHさんが、「高槻ジャズストリートに来たら、『うどんギョウザ』を食べていかなくちゃ」と別のボランティアスタッフに話されていたのを小耳に挟んだのです。はじめは、「素うどん」の上に「餃子」が乗っている、そんなうどんを想像していたのですが(同時、なんだか食べたくないな〜と思いました)、実際はそうではありませんでした。
■この「うどんギョウザ」、なんといいますか、お好み焼きのような、チヂミのような、そんな新しいB級グルメのような食べ物なのです。「うどんギョウザ」がどんな食べ物なのかわかりますか?記事には、こうあります。「うどんがばりばりに焼けた表面は焼き餃子的、ふんりしっとり柔らかくなった中身は水餃子的と、見事なダプルファンタジー」。このライターさん、餃子好きの心を攻めてきますよね〜。作り方ですが、以下の通り。簡単です(このブログでも、自家製を紹介したいと思います)。
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つくり方は、合挽き肉、みじん切りにした椎茸、にら、卵に調味料を加えてしっかり混ぜ合わせ、刻んだうどんを投入するだけと簡単。後は30分ほどねかせ、ホットプレートで焼けばOK。味付けは餃子のタレでもよし、ポン酢でもよし。
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■ところで、さきほどの高槻在住のHさんによれば、「ずっと高槻に住んでいるけれど、うどんキョウザなんて知らなかった」とのこと。『dancyu』の記事によれば、「実は大阪府高槻市郊外の塚原地区を中心とした、ごく限られたエリアで育まれてきたため、うどんギョーザ未経験の高槻っ子は少なくない。さらには、誰がいつ考案したのか、その発祥は謎に包まれているのだ」というのです。このうどんギョウザの普及につとめておられる「高槻うどんギョーザの会」会長である栫廣美(かこい・ひろみ)さんのコメントものっていますが、ルーツがはっきりしないのです。記事では、「求む、情報!」とあります。こういう謎がセットになっているためでしょうか、この高槻の新・B級グルメ、関西エリアでは急激に話題になっています。
■参加してる大津の地域SNS(おおつSNS)では、「大津にもB級グルメが欲しい!!」という多くの皆さんの気持ちをもとに、「おおつSNSのメンバーが中心になって『大津発 究極のB級グルメ』を開発し、地元は勿論、全国制覇を目指す熱いプロジェクト」なんてコミュニティができました。いいですね〜。「美味しいこと」、「楽しいこと」を嫌いな人はあまりいません。「美味しいこと」「楽しいこと」を通じて、多くの人びとともに地域を再評価していく…。そのような再評価が地元から内発的におこることが、地域づくりの大切なポイントです。高槻の「うどんギョウザ」に刺激を受けて、大津でも何か生まれるといいな〜と思います。

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