久しぶりにジーンズでも。
っても、ヴィンテージと言うには新しいですが。
RED-LINEなんて書いてますが、要は赤耳です。
と言っても、あまり興味が無い人には良く分らないかも知れないのでちょっと説明を。
最近の復刻物は別として、古いリーバイにはアウトシームの所の生地端にセルビッチと言うものが付いています。
セルビッチと言うのは、要は生地の端っこの部分でどんな生地にもあるのですが、
デニムの場合は白い事が多いです。
もちろん、別の色もあります。例えば、エドウィンのレインボーセルビッチとか。
でこのセルビッチが廃止されたのは84年頃と言われています。
が、実際にリーバイがこのセルビッチ付きデニムを使用していたのは86年くらいまでのようです。
まあ在庫が残っていたんでしょうね。
何故にこのセルビッチがアウトシーム部に残っていたのかって話ですが、
昔の織機で織ったデニムは生地の幅が狭かったため、どうしても生地の端っこまで使わざるを得なかったようです。
で肝心の赤耳ですが、リーバイの場合このセルビッチに赤い線が入っているためそう呼ばれています。
ところが、古着の世界では赤耳と言うと、ある一定期間の物だけを赤耳と言っています。
具体的には、80年頃から86年くらいまでのセルビッチがついた物です。
当然、それ以前の物にも全てセルビッチは付いているのですが・・・。
おそらく古着業界で意図的にランク付けするために付けられたのではないかと思います。
実際、私がヴィンテージジーンズに興味を持ち始めた頃には、そんな呼び方はありませんでした。
ちなみに66って言う呼び方も無かったような気がします。
もちろんXXやBIG−Eと言う呼び方はありました。
では何と呼んでいたか。small−eまたはレギュラーと言う人もいました。
まあ、当時はXXじゃないとヴィンテージじゃ無いと言う人も結構いましたので。
この辺りの話になると長くなりそうなのでこの辺にして。
でこの赤耳と66の違いですが、内タグに記載されている生地の収縮率が8%なら66、
10%なら赤耳と言うのが一般的です。
ところが、知ってか知らずかトップボタン裏の打刻が”6”なら66と言うお店を時々見かけます。
当然赤耳よりも66後期の方が価値が高い訳ですから、もし知っての事ならちょっと・・・。
要約すると、収縮率が10%でアウトシームにセルビッチが付いている物が赤耳って事です。
と、色々書きましたが、
個人的には66後期の終わり頃と赤耳で色落ちの違いをあまり感じないので実際にはどっちでもいいです。
以前にも書いたかも知れませんが、私は縦落ちが好きなので基本的に66前期までが好きです。
もちろん、66後期でも縦落ちするやつがあるので、それは好きですが。
前置きが長くなりましたが、画像の物は上述の通り収縮率10%のセルビッチ付きなので赤耳です。
ちなみに、この頃のリーバイには収縮率などが記載されている内タグが付いています。
私が見てきた中では、73年くらいから付くようになったのでは無いかと予測します。
それ以前は、ポケットのスレーキにスタンプされています。
でこの内タグには製造年月も記載されています。
画像の”10 0 6”の10が月で0が年です。
なんで0だけで80年と断定出来るかと言うと、
90年にはもう赤耳は無いのと70年にはまだ内タグが付いていないところから判断してます。
尚、この年表示は80とちゃんと書いてある物もあります。
ちなみに、右端の6は工場番号で基本的にトップボタン裏の打刻と同じです。
しかしながら、81年頃から工場番号が3桁になったようで、
その過渡期には方や6で方や3桁ってのも結構あります。
先程、赤耳は80年頃からと書きましたが、それは同じ80年の66つまり収縮率8%も見たことがあるからで、
それだけで断言していいかって言うとちょっと怪しいので、まあ参考程度に考えて下さい。
ちなみにこの80年製の赤耳、意外と探すと無いようです。
もしお手持ちの赤耳がありましたら見てみて下さい。
そのほとんどは、81、82、83のどれかじゃないかと思います。
それ以降は、どんどん普通の脇割に随時変わっていっているので、その数はどんどん少なくなっていると思います。
実際、85や86は数度程度しか見たことがないです。
以前はこの赤耳、画像の80の他に81、82、83、84と5本持っていましたが、
今は一本も持っていません。(画像もこの80と81しか残ってないです)
理由は、前述した通り縦落ちが好きだからです。
あとはシルエットがちょっと私の体型には合わないのです。
とは言うものの、別にこの赤耳嫌いじゃないのです。
何故なら、私がリーバイの501を初めて欲しいと思った時がこの仕様っだたからです。
そしてもう一つ、実は縦落ちしないノッペリした色落ちで耳の当たりが出るジーンズはこれしか無いからです。
ですので、シルエットさえ良ければ是非履きたいのですが・・・。
まあ、そんな物は無いので仕方無いですね・・・。
そんな赤耳ですが、将来的にはヴィンテージと呼ばれてどんどん値段が上がるのでしょうか?
古いナイキもそうですが、
子供の頃に普通に売っていた物がヴィンテージって言われてもなんかピンと来ないし、複雑な気持ちです。
もう長すぎて読み返す気にならないので、誤字脱字がありましたらご勘弁を!(笑)

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