昔の粋な美人さん  邦画

1935年「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」を見る。

昭和10年と言うことで、ボロボロのフィルムかと思ったが、保存状態がよく立派に今でも鑑賞に堪える。

名作中の名作と言われ、なるほど天才山中貞雄監督の才気があちこちに感じられ、映画の今日性も充分であることは驚きである。

批評は嫌と言うほど書かれているわけだから、ここでは書かない。

一つ書くとすれば女優の「喜代三」さん、画像を拝借してきましたから、じっくり見てください。

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実にいい女で、本職でもある小唄が映画でも披露されているのだが、これが素敵なのである。

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この映画は、子供をめぐるとってもあったかい物語である。
「私は子供が嫌いなんだよ」と言いながら、かいがいしく世話をする女将役「喜代三」この人の身内がこの映画を見たらどう感じるのだろうか?
ふと、そんな想いがした。
1963年他界、当然なのだがスクリーンの中の人々は、いつまでも若々しい。

「私のおばあちゃんは素敵だったのよ」などということは、実生活ではなかったのかもしれない。
美貌ゆえの遍歴が一部書かれているようだし、大変な酒豪だとも書かれている。

でもでも、どうしてもこの「喜代三」ねいさんが気にかかる。
こんなことは長い映画歴の中でもまれなことではある。


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2009/7/19  16:26

投稿者:とみやす

≪それにしても、昭和10年のフィルムでも、ちゃんと観られるものなんですか。びっくり。≫
私も何に感動したかと言うと、この点が一番です。
国立フィルムセンターの原版からのとったと、DVD、最初にテロップが流れていました。
これこそが国宝物でしょう。

おばあちゃんも「喜代三」ねいさんと同世代かも知れませんね。

2009/7/19  16:04

投稿者:文

>原節子が日本の美女の代表のように言われているが、私はこのアネサンのほうが好みですね。

あ、日本の殿方はですね、今も昔も、清純派がお好きなのですよ〜(笑)。
崩れた色気のある女を相手に出来るような、自信のある男性は少ないです。

祖母は、春日の系統でして、「春日豊久我(かすがとよくが)」の名を頂いてました。
小唄ですので、ま、色っぽいもんです。

そもそもの入門編の『お伊勢参り』も、中々色気のある歌詞ですよ(^_^)

それにしても、昭和10年のフィルムでも、ちゃんと観られるものなんですか。びっくり。

2009/7/19  15:13

投稿者:とみやす

コメント有難う。
≪古今東西、男なんてものは美女にヨワイからね(笑)。≫
ブログ面白く拝見。
今も昔も、美女は美女ですよね。
原節子が日本の美女の代表のように言われているが、私はこのアネサンのほうが好みですね。
美女にまつわる遍歴がなかなか楽しいじゃありませんか(笑)。

美女も楽ではなさそうなのがいい。

ところで本題、三味線、これほど聞きほれた「小唄」初めてです。
映画を二度見て、さらに三味線シーンだけ何度も見てしまいました。
うーん!
≪祖母が名取だったので≫
それでしたら、この映画の価値、理解も深まると思うけれど。

2009/7/19  13:34

投稿者:文

ほほぉ……きれいですねぇ、さすがに。
今風ではないかもしれませんが、美しいことには変わりありません。

美貌だけでない……色気ですね、それがあります。
「色気」って、顔立ちだけじゃないんですよね。
なんというか…全体的な雰囲気なんです。

三味線て、いいですよ。
祖母が名取だったので、私も子供の頃から習いました。
才能がなんて、モノにはなりませんでしたが(笑)。

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