No.155◆ 「アウトレイジ 」2010年・評価【1】   邦画

《監督:北野武
出演:ビートたけし、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮
『アキレスと亀』の北野武監督がヤクザ社会を舞台に豪華キャストの共演で描くバイオレンス・エンタテインメント。ヤクザ社会での生き残りを賭けた組同士のドンパチ、裏で渦巻く悲喜こもごもの権力争いの行方を過激な暴力描写によって紡ぎ出す。》

この映画のいいところを探そう。
・まず、テクノポップ風音楽がなかなかいい。
・殺しの場面の手慣れた感じが見て取れ、あまり残酷さは感じられない。
・俳優陣が一流のため、物語の進行に躊躇がない。
・インテリヤクザの加瀬亮君、他を圧倒する、英語を流暢に話すのもいい。
・メガネ屋としては俳優使用のメガネ、サングラスが気にかかる。最後に「シャルマン」と出ているからこのブランドの一種だと思われるが、確証はない。加瀬くんのメガネは役にハマり過ぎか?

さてさて、上記のように良い点は多いのだが、私はこの映画は落第だと思う。
たけし映画は、散々同じようにヤクザを描き「殺し」のシーンを撮ってきたはずだ。
なのに、また同じことを繰り返すことは退化の他あるまい。
どんな天才でも、そんなに引出しはないはずだけれど、違うものを見たいと思う。
もう、昔の貧乏ではない人に、貧乏人の映画は撮りようもないし、見る方も「勲章をもらった人」であることは消しようもない。

監督の心の中は、やはり画面に出て来るものだと思う。

クリックすると元のサイズで表示します

3



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ