映画「あなたへ」私論  邦画



今日封切映画「あなたへ」早速見てきました。

残念ながら、映画としてはかなりの不出来で、残酷に申せば大俳優健さんに気を遣いまくった失敗作ということになるだろう。
さらに、シナリオのお粗末さのせいか先が読めてしまう。
細かいことは批評家に任せるが、妻を亡くした孤独感が一向に伝わらない。
天才田中裕子も童謡歌手という設定に無理があり、もう一つ存在感に欠ける。

もともと器用でない健さんを活かすとすればあの大傑作「冬の華」1978年のようなもしかないのだろう。
映画というものは、どこかに客観的な視点がないと只々作り手が満足しているだけに終わってしまう。

偉くなってしまった俳優は、庶民の味方ではない。
もう高倉健、私には必要ない。

再度いう1978年「冬の華」以降は私の高倉健ではなくなった。


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