映画「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」  邦画

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最近亡くなった若松孝二作品
ピンク映画時代から親しんできた若松監督がもういないとは何となく信じられない。

映画は死に赴く若者たちの心情が痛いほどわかる痛切映画である。一方では多くのお金がかけられないために何となく映画全体が貧相に見えるというか、政治ごっこに見えることも事実である。
そのこと自体は監督が狙ったものとは違うのかもしれないけれど、妙なリアリティが出ている。



そして何と言っても自衛隊駐屯地に向かう車の中で歌う「唐獅子牡丹」、映画通であった三島由紀夫の真骨頂でもある。

今や死をかけて国を憂える人は皆無である。
ほんの少し、若き日のアナーキーな気分を思い出している。

日本刀の鈍い光と、真剣な若者の表情が印象に残った優れて過激な若松映画でした。

東日本大震災をきちっと映画にできる人は、若松孝二しかいないと思っていたから死去は残念である。


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