日脚伸ぶ江戸期の旅籠膝折に
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冬の終り頃になって、昼の時間がだんだん長くなる
ことをいう。
冬至を過ぎると昼の時間は日一日と長くなってゆく。
それを実感するのは、一月も半ばを過ぎた頃からで
ある。
「日脚伸ぶ」には、どことなく寒気の緩んできた喜び
とともに、春がもうそこまできている気分がある。
散策していると日脚が伸びてきたことを実感した。
初めて歩いたところに、江戸時代に宿場の脇本陣で
あった旅籠の建物が今も残っているのを見つけた。
この建物は膝折(ひざおり)という室町時代から伝わる
地名の地にあった。
日脚伸ぶ畑に農夫の一人ゐて
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