1月3日、先日の隣、つまり勿来の関公園から県道10号線までを歩いた。この区間の県境は、なぜこんなに複雑に入り込んでいるのだろうと、以前から興味を持っていたところである。地図による地形からして湿地帯であることは予想できたので沢登りの足まわりとした。
8時、市道からの入口付近には、鶏舎か豚舎があるので少し西側から入山する。最初から凄いヤブ。尾根に上がると立派な道があるが、これは送電線鉄塔の巡視路なので利用価値がない。県境は湿地帯の回りをクネクネと行くのであるが、ヤブが濃くて進むのが大変。下の平らな場所を進もうとすると、今度はスネまで潜る湿地帯の中に、葦と茅が密生している。湿地帯の奥には棚田の跡が残っていることから昔は田圃であったようだ。しかし県境は山と湿地帯のコンタクトラインではなく、斜面の中腹を通っている。県境がなぜこんな形になったのかは解明できなかった。五浦庭園カントリークラブは、入口だけが茨城県で他は福島県であった。
昨日から風邪声だったが、今日は鼻水が止まらず、花粉症にしては時期が早すぎる。体が非常にだるく熱っぽい。風邪をひいたのかもしれない。場所によっては西風が強く、寒さを感じた。早くバイクまで行きたいが地図を見てもまだ結構距離がある。
うなぎの寝床は終了したが、なんとしてもバイクのデポ地点までは歩かなければならない。またヤブに突入するも悪戦苦闘。それも長くは続かずやがて常磐高速の下を潜り、五浦庭園カントリークラブの別荘地のわきから稜線沿いに県道10号線に出た。15時。
歩行時間 7時間 歩行距離 15km ヤブグレード 4級

湿地帯の奥には棚田の跡が残っている。

スネまで潜る湿地帯に泥だらけになった

五浦庭園カントリークラブの、この辺りが県境

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