「なにしおわば、いざこととわむ 都鳥
わがおもふひとは ありやなしやと」
昨日の鳥の訂正です。
どうもあの鳥はユリカモメのようです。
きょう、理科の先生をしていた友達が
「ウミネコはもっと目がきつい」と教えてくれました。
このユリカモメ、在原業平が歌に詠んだ都鳥だといわれています。
「都鳥」と名づけられた黒い背中のカモメ科の鳥も居るのですが
全国で500羽くらいしか生息していないのだとか・・。
冬になるとポピュラーになるユリカモメ。
平安の時代にはもちろん携帯電話などなく
鳥に離れ離れになった人の消息を尋ねたくなるのですね。
そう思うと、あの鳴き声もせつなく聞こえます。
http://www.kamakuratoday.com/suki/emuri/62.html
円覚寺の11月29日の紅葉を載せてくれているブログを発見しました。
今がここ、湘南の平地の紅葉のピークでしょうか。
きょうは白内障手術の1年後点検に行きました。
私は、比較的年齢の若い患者なので
術後、異物を包み込もうと張った目の中の膜を
レーザーで焼ききる必要があります。
そのことだけを考えて眼科に行ったのですが
不覚にも車を運転して行ってしまい
瞳孔を開く眼底検査ができませんでした。
「あらら」と河野先生は
「家に帰って自分で眼底を開いてからまた午後いらっしゃい」
と、医療用の目薬を持たせてくれました。
お昼ごはんを食べて、目薬を差すと
刻々と視野がぼやけてきます。
「これは早く行かないとバスに乗るのも、道を渡るのも不安」と
予定より早く、病院へ。
もちろん、麻酔の目薬はしますが
目に向かってレーザーを当てられるのはあまり気持ちがいいものではありません。
先生は「何言うてんねん」としゃべりながら
「よっ、よっと、まだか、よし、これでどうじゃ」
と気軽な調子でやってくれました。

0