高校野球、北神奈川大会決勝。
東海大相模vs慶応の試合。
一回の攻防から息を呑むような試合だった。
点の取り合いで、9回に慶応が追いついて同点になった。
延長13回、慶応が勝った。
http://www2.asahi.com/koshien/game/2008/454/23865/index.html
最後の13回、
東海大相模のピッチャーが2年生のリリーフから
ショートのキャプテン大田君に交代した。
先発のエースは190球以上を投げて
制球が乱れ、気力だけで投げていた。
大田に代わり、そして打たれた。
大田君は打撃ではホームランを打ったが
それ以来、大事な場面では敬遠された。
元巨人、角の息子が最後のバッターになった。
その前に打順が回ってきたとき、3番大田を敬遠し、
4番角で勝負されストッパーになっていた。
角の目には9回裏から涙があった。
大田キャプテンは負けが決まるまで泣かなかった。
3時間半に及ぶ熱戦。
目が離せなかった。
彼等は何年もこの試合のために懸けてきた。
昨日、小田急線に乗ったとき
慶応湘南の野球部の鞄を提げた子が、
鞄にもたれて爆睡していた。
練習で疲れているのだろう。
もう次の全国大会に向けての戦いが始まっているのだろう。
全国大会がもうすぐ始まる。
神奈川北代表が決まり、全国55校が出揃った。
また、目が離せなくなりそうだ。

0