昨日の、昼頃お店の商品データを管理しているパソコンが、不調になりました。
どうやら、同一のデータを保持しているハードディスクの2台の内の1台に不具合が出たようです。いわゆるRAID1というやつ、ミラーリングですね。
長時間稼働し、かつ失えないデータを記録しているハードディスクですので、事は重大です。
復旧の作業的には簡単で、不具合の出たハードディスクを取り外して、新しいまっさらなハードディスクを取り付け、再構築させるだけです。
ところがです。
やってしまいました、MBRクリア。ついうっかり新しい方のハードディスクを初期化するつもりで、正常に動いている方のをクリアしちゃったんです。
当然、起動できなくなりました。お店の伝票も出ない。バックアップも取ってない。うわー。
とりあえず、windowsについてるfixmbr、fixbootを試しましたが、データは見えません。
ハードディスク復旧とか、データ復旧とか苦手な分野です。ネットも超遅いISDNなので大きなソフトは、ダウンロード出来ません。
フリーソフトのサイトから、次々時間を掛けてソフトをダウンロードして、データ復旧出来るかどうか、試しました。
ことごとくダメでした。
しかも、完全ハードディスクスキャンなるものを掛けると、2時間で0.1%も進みません。しかも、計算すると全てスキャンが終わるには72日間となります。これはありえない。デレクトリ構造も保持出来ないようですので、全てのファイルがバラバラになりそうです。
結局、助けられたのは「testdisk」でした。LINUXに付いているヤツです。いや〜今回は、勉強になりました。世の中には、素晴らしいソフトがありますね!!
自分で機械を管理する厳しさが、身にしみました。

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