購入から時間が経っているPCを使っていれば、パッチの累積や、今現在の周りの環境が変わって、処理の遅さに不満が出てくる。
また、10年近くなるモノでは、OSのセキュリティアップデートも停止してしまうモノもある。例えばウインドーズ2000とか、来春には、ビスタも停まる。
となると、何があってもおかしくない現状のネット社会で、安全にネットを使うには、OSの入れ替えが必要になる。
古いPCでは、重たいメジャー新OSなど動かないので、自然にそれ以外の選択となる。選びやすいのは、動作の軽いlinuxの無料OSで、中にはウインドーズと遜色ないモノもある。
ところが、ネットバンクなどでは、利用環境の足カセがひどくて、ウインドーズ、中にはブラウザを限定してエキスプローラでしかまともに動かないサイトがあり、一般的には新たにPCを買って、新しいOSでするしかなかった。
世の中では、スマートフォンの流行もあって、色々な端末でネットに接続しているはずだが、さすがに設備投資が追いつかないのか、主流志向が強いのか、未だに、接続はIEに限られているサイトもあったりする。
それが最近、使っているネットバンクの仕様が変わり、ブラウザの自由度が上がった。近々、フリーのOSでも確かめてみるつもりだが、利用環境には記載がない。もしlinuxで接続して作業できれば、今後、投資負担減になる。
手元にある9年モノのノートは、重たい動画などは見れなくても、事務処理やニュースサイトの閲覧など、まだまだ十分使用できる。
ただ、OSが古くなってセキュリティアップデートが停まってしまい、そのままでは使えなくなってしまっただけだ。とりあえず、無料のOSを入れて、ネット閲覧に使っているが、寿命はまだある。
ウインドーズXPのアップデート停止まであと数年、それまでに何とか垣根が無くなってほしいものだ。

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