守護神・増田、宣言残留!
正直、ここ数日、やきもきしていた。コロナ禍でのシーズン、例年以上にこのオフ、FA市場が注目されていた気がするが、我が西武からは誰も流出することはなさそうだ。元監督の渡辺久信GM就任以降、それ以前の『垂れ流し』には歯止めがかかったように思う。
この時期になると『FAは選手が長年かけて勝ち取った権利』という言葉を見聞きする。確かに、そうだ。でも、それって所属先のチーム、及び、そのチームのファンあって、勝ち得たものでしょ。
西武で実際にあったことなんだが、『残留最優先』と言いながら、移籍した選手もいた。それを『裏切り者』と呼ばずしてなんて言うのか?あとは『他のチームの話(評価)も聞いてみたい』という決まり文句。会見であの言葉使って、残留した選手っていないと思ったけどね。
FA全体を否定するつもりはないけど、宣言移籍するなら、ファンを含めた古巣から、どう見られるか覚悟を持ってほしい。選手に移籍の権利があるなら、古巣のファンにはそれを批判する権利だってある。
自分に置き換えた場合、AS入団2年目と3年目の間に、初代監督の『東京構想』で、『レギュラー確約』のオファーを受けたことがあった。しかしながら、サッカー選手としてというより、人間として『初志貫徹』をモットーとしている部分もあり、それこそ、ASを裏切ってまで、移籍する魅力が感じられなかったので、『ASでまだ何も成し遂げてない』という言葉で固辞したが、やはり、そこにも西武ファンとしての思いがあったように思う。

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