今日は雨だし、朝も早いからゆっくりドライブしよっと。さすが「日本一みかん」の古里、有田郡。ワインディング・ロードの道端がすべて「みかん」なのです。
しかも今は収穫時期とあって、あちらこちらに可愛く黄色いみかんの実がなってんの。
おっと、前を行く車に注目。こちらは往年の「トヨタ S800」ではないか。同じ雨の日のドライブとあって、「S800」も「みかん畑」もnaoオッchanの「インテグラ」も雨に洗われて綺麗でした。
少し小降りになってきたから、しばし休憩。しかし凄いよなぁ。日本一のみかん畑。見渡す限りみかん、みかん、みかん。これだけあれば味もさぞかし。
誰も見てないな。目の前の手の届くところに美味しそうな、みかんがいっぱい。 ガードレールに身を乗り出してと。なぁーに、二つや三つ、わかりゃしないって。
「みかん泥棒ーっ!おまえかぁーっ!」
ご、ごめんなさい!冗談です!ちゃんと売店のおばさんから買いました。
でも本当に「有田みかん」って大粒で甘くって、何より皮がむきやすい。実はみかんって、外国では「テレビ・オレンジ」って呼ばれていて、世界中の柑橘類の中でも、テレビを観ながら皮を手で剥いて食べれるオレンジって「みかん」だけなんだって。
そう言えば、かの紀伊国屋文左衛門は隣町の下津港から全国にみかんを出荷したんだっけ。これからは下津港から世界中に出荷する時代になればいいな。
世界に羽ばたけ、有田みかん!皆さん応援お願いしまーす。
みかんの有田を後にして、南みなみへ車は走る。
海釣り客で賑わう、醤油発祥の町「湯浅町」を経由してお次は脇見運転注意の快適海沿いハーバーロード。
途中、ユニークな形のくじら島を過ぎたところが、日高郡由良町なのです。
こちらの町には「鍾乳洞」があるって聞いたんだけど。
しかし和歌山県の道路標識の、この少なさは何だぁー?標識どころか交差点表示すらないの。知事さん、談合で逮捕されている場合ではありません。道路インフラをもっと進めて下さいね。
しかし、鍾乳洞にはどっちに行ったらいいんだろ?完全に道に迷ってしまった。おっ、ようやく標識がありました。目的地の「戸津井鍾乳洞」さんは右か左かどっちだろ?
、、、? どっちですか?
こうなれば自分の勘を頼りに進むべし。そうして勘を頼りに進んだら案の定、反対方向に走っていました。
とにもかくにも、そんなこんなで、ようやく到着「戸津井鍾乳洞」さん
とにもかくにも、そんなこんなで、ようやく到着「戸津井鍾乳洞」さん。
こちらの鍾乳洞は、大正2年から昭和20年頃まで石灰採石場として活躍していて、その頃から鍾乳石の存在は確認されていたんだけど、石灰採石事業に支障をきたすために地下に眠る事になった鍾乳洞なのです。
しかし地元の人達からの熱い要望で昭和55年に見事、洞内見学が出来る観光スポットとして復活したのであります。
それでは早速、入場料200円(安い!)を払い洞内へ。
うわぁ〜、不思議な光景だぁ〜。中は全長100mと比較的短いんだけど、ベルム紀(2億5千万年以上前)の石灰石と時の刻みを想像させる鍾乳石の見事なコントラストは何か、人間の存在を超える何とも重みのある空間でした。
しかも洞内の気温は15度と安定していて、来年の夏には絶対お勧めのスポットなのです。しかし道に迷いながらも来て良かった。
まだまだ続く紀州の旅。んでは来週も楽しみにしててねぇ〜。See you n
ext week.chu!
[編集長 の ツッコミ]
和歌山県が第二のふるさとだぁ!と公言する僕も、この周辺はとても大好きです。
特に「戸津井鍾乳洞」の事を 「トッツィー鍾乳洞」(まるで、ダスティン・ホフマンが女装して大ヒットした映画の題名みたいだが...)と、勝手に呼んでいます。
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