ピンク映画とポルノ映画は違うもの  邦画

DVDレンタル、日活ロマンポルノとピンク映画の違いは、明らかにあるのに一緒くたに「ピンク映画」としてくくられているのは大いに不満ではある。

日活ロマンポルノは、ピンクより明らかに金が掛かっており、ピンクにはロマンが存在しにくい映画構成が多い。

私はロマンポルノに関しては、まったくの初封切からかなり見ている。製作本数1000本とも言われる。数えたことはないが私は半分ぐらいは見ているだろう。
めぼしいものは、ほとんど見ているものの後半は、やや見過ごしたものがある。

1980年「妻たちの性体験 夫の目の前で、今… 」かなり評価された小沼勝監督風祭ゆき主演を見た。もともと私、小沼作品どうも波長が合わず敬遠気味なのだが、この作品もかなり過激で、凝った構成劇ではあるがあまり好きな部類の映画ではなかった。
ただ、特典映像の監督と風祭の話が懐かしく、実に当時の状況を分かり安く面白く解説していた。

クリックすると元のサイズで表示します

もう一本がいわゆるピンク映画である。
1975年小林明賛歌でもある「行け行けマイトガイ・性春の悶々」映画「パッチギ」の井筒和幸監督出世作といわれるものだ。当時の映画専門誌・キネマ旬報でほめられていた記憶がある。
いつか東京に出て行って一旗上げようという、欲求不満の若者を描いているのだが、これが今の目から見るとまるで面白くないのだ。
ピンクでは、綺麗な女優さんは使えないから、貧相なハダカを見せることになるのだけれど相当頑張った演出をしないと絵にならないのだ。
この映画、部分部分に凝ったものは見せるものの、どうにもならない「習作」のように私は感じた。

クリックすると元のサイズで表示します


宝塚が女優の養成所の役目を果たしているように、ピンクが監督の養成所の役目も果たしているということもかなり前から言われてはいる。
しかし、それを丹念に見続け、才能を発見することは実に骨の折れる作業にもなる(笑)。
1



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ




AutoPage最新お知らせ