memo10  邦画

大いなる旅路」1960年 国鉄全面協力、関川秀雄監督作品
列車転覆場面がすごい。本物を使っている。

この頃、関川監督作品意識してみている。
「ひろしま」「きけわだつみの声」といずれも水準以上の映画で改めて監督としての力量を認めつつある。
もともと、私の知らない部類の監督であった。

この映画はSLファンが見たら、もっともっと感動したかもしれないが、門外漢の私でも走る姿はなかなかカンドウものである。

東映作品らしく、妙に威勢のよい国鉄マンの一生で、当然ながらやや古い家族観ではある。
そして、無理やり涙を強要するようなところがあり、若干のしらけは感じつつもまずまずの仕上がりである。

若き日の高倉健、梅宮辰夫が顔を見せる。

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女性に視点を当てた松竹「喜びも悲しみも幾歳月」1957年木下恵介監督作品、この作品との比較が面白いと思う。
基本的構造は一緒なのだから・・・。

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memo9  邦画

女が階段を上る時」1960年 成瀬巳喜男監督作品
主演高峰秀子、銀座の雇われマダムの役。
銀座とは不似合いな高峰がプロとして成長していく様が克明に描かれる。なかなかよくできた作品でハイライトは、ラストの情事の相手の奥様とのやり取り。
銀座で生き抜く決心をする重要な場面になっている。

ひろしま
原爆映画の中でもかなり具体的に、被害の模様を描写する。
汚い場面、いや悲惨な場面の連続で俳優陣の苦労がしのばれる。

松川事件
余りにも有名はでっち上げ事件の裁判映画。正直この映画の「正義」とか「真実」とかいう言葉に辟易する。
完全なアジテーション映画のようで、妙に落ち着かない。映画としてはかなりいびつだと感じた。

天草四郎時貞
大島渚監督、失敗作だといわれているけれど、なかなか分かりやすく出来ており、結構面白く鑑賞できた。
大島らしく革命の映画になっている。
大川橋蔵、若かりし頃の映画。

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memo8  邦画

めし成瀬巳喜男監督作
名作の誉れ高い映画の一本として、楽しみに見始めたのだがこれがとんでもない映画でした。
倦怠気味の夫婦のところに、割り込んできた姪っ子が引き起こす騒動が中心なのだが、女性のイジワルなところが全面展開するきわめて不愉快なものだったのだ。

この映画を名作とするならば、私は映画ファンをやめたくなる。

私の女性観がいびつなのか、時代がいびつなのか判然としないのだが・・・。
例えば姪っ子に嫉妬する醜さ、ご近所さん、いわゆる二号さんに対する視線、原節子の態度そのものへの不快感・・上げればキリが無いほど・・

独り身はいい(笑)という感想しか持ち合わせぬ。

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エロス+虐殺
主義者、大杉栄と取り巻く女たちと革命についての考察ということなのでしょう。
ATG映画として一時はこういう映画が流行したものである。
歴史としてはそれなりの興味は持ってはいるが、映画のほうは余りに観念的で長すぎる、これに付き合うほど時間がない。
もう時代遅れの映画かもしれない。
ただ、甘味な映画音楽と岡田茉莉子が素敵である。

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memo7  邦画

人間の壁
私は右も左も関係なく映画を楽しみたいと思っている人間。
山本薩夫監督も左の人であることは百も承知。
この映画完全な日教組擁護の映画であり、それ以外の人間がまるでだめなように描くのは承服しがたい。

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世界大戦争
円谷英二の特撮の中でも異色映画、簡単に核戦争になってしまうがどこかに、もう少し緊張感があればそれなりに見られたと思う。ほしい!!
東京の破滅シーンはなかなかよくできている。
核ミサイルの飛来シーンは美しい。

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memo6  邦画

女ひとり大地を行く」1953年
炭鉱町で働く女の苦労の一生というような感じの映画、山田五十鈴が演じる。
労使の対立が物語の中心になるけれど、類型的な独立プロの映画になってしまっている。
何か北朝鮮の映画のような(笑)。

ガス人間第1号
SF映画としてはかなり物足りない。科学的なものがほとんどないおかしな映画。八千草薫が若々しい。

魔界転生
窪塚洋介版、情けない出来、チャンバラシーンに腰が入っていないと言うか・・・。
深作欣二監督版のほうが数段上。

丘を越えて
出てくる俳優たちはみんなうまいけれど、「菊池寛」の人間像に魅力が感じられない。


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memo5  邦画

松ヶ根乱射事件
病的な人が続々出てくる変な映画。この頃このようなヘンテコリンな映画に良く出会うが、どう評価すればよいものか。
たけしの映画にも似ていないわけではないが、なんなんだろう?
唯一、三浦友和君の駄目親父がすばらしい(笑)、この人ほど中年以降上手になった人はいない。百恵奥様の貢献かしら・・・

北京的西瓜
八百屋の親父と中国留学生との交流を描く。
商売そっちのけでお話が進むが、商売人としてはどうも納得がいかなく、途中でリタイア。
大林宣彦監督、時として優しさの押し売りにうんざりすることがある。

火宅の人
深作欣二監督の文芸物は本当に面白くない。失敗作ではないもののなにか違和感がぬぐえない。

ひとり狼
市川雷蔵主演、股旅物の大傑作、以前テレビで見たような気がしたのだが、改めて見直しすばらしい緊張感に酔いしれた。
「沓掛時次郎・遊侠一匹」「関の弥太ッペ」とともに日本映画の底力を見せてくれる。

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memo4「重い」映画二本  邦画

上意討ち−拝領妻始末−」1967年
武家制度の目茶苦茶ぶりを告発
話は単純なだけチャンバラシーンが楽しめる。この頃の三船敏郎の「殺陣」はすごい。

橋のない川 」【第1部】【第2部】 1969〜1970
現在でも続く部落問題、どうにも信じられないが深刻さは当時も今も変わらないと言う。
このド古い制度が未来まで残ってしまうのだろうか?
実態の見えない差別こそ最も怖いことだ。

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memo 3  邦画

赤軍−PFLP・世界戦争宣言」1971年
若松プロ作品、赤軍のプロパガンダ映画、重信房子がとうとうとしゃべる内容の二三割しか理解できない。
4000年も戦争をしているパレスチナゲリラの悲哀を感じつつ、日常が戦争であり、学習もその中で行われる。
このニュース映画の中に出てくる多くの人がゲリラ戦で命を落としているという。

煙突の見える場所」1953年
日本映画史の中では、必ず取り上げられる一本。今の目で見るとなにか物足りないが精一杯生きていた当時の人たちの息遣いは聞こえる。
赤ちゃん騒動記

無頼漢 」1970年(篠田正浩監督)
寺山修司の脚本に期待したが、どうしようもなくつまらない。江戸がきらびやかに再現されただけ。

浮草日記」1955年
左翼山本薩夫監督、大衆演劇と、労働争議との合体、これが見事に自然な形で行われるところがすごい。


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