幸せって何?それぞれの生き方  邦画

才人加藤和彦の自殺が報道で大きく取り上げられている。
原因は鬱だとか言われているが、最終的には当人しか分からないことだろう。
普通の人々、さして才能があるわけでもない我々、精一杯生きることぐらいしか、この世を渡る術は知らないけれど、それでいいのだろう。

大きく時代を動かす能力は一部の人に与えられた特権だと思うが、縁の下の仕事もやはり必要なのである。

映画「姉妹」は1955年、家城巳代治監督作品、野添ひとみ、中原ひとみ主演。
<親元を離れて伯母の家で暮らすことになった姉妹が成長していく姿を静かに温かく映し出していく>
物語の中心は、姉の意に沿わない結婚話に妹が反対するのではなく、姉の決断を尊重し、応援することで、静かに時代を告発するように作られている。

何もかも捨てて、好きな人のところに走る映画は、現代では当然かもしれないが当時は無理だったのだろう。

庶民の幸せとはなんだろうか?
・・・・・・・
才能が身を助け、才能が身を滅ぼす。
それも得がたい一生。

一方、社会の片隅でコツコツとしか生きられない人々を笑うことも出来まい。

私たちは、自分の生き方を誰かに理解してもらおうと思って、生きているのではない。

加藤の自殺も自分なりの人生の決着の仕方だったのだろう。

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