no.40■「タカダワタル的 ゼロ 」2008年・評価【3】  邦画


<2005年に急逝したカリスマ的フォークシンガー・高田渡に密着した『タカダワタル的』に続くドキュメンタリー。若かりし頃の彼に始まり、「仕事さがし」「生活の柄」といった代表曲を演奏する姿、彼をリスペクトする泉谷しげると共演する姿などを収める。>

ファンとしては高田の歌は神のごとく。

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no.39■「クリクリのいた夏 」1999年・評価【3】   邦画

<『黄金の男』のJ・ベッケル監督が人間の豊かさを詩情豊かに綴ったヒューマンドラマ。1930年代のフランス。沼地周辺に住み着いている人々は、それぞれ心に傷を抱えながらも暖かい生活を楽しんでいた。しかし、そんな彼らにも都会の風が吹いてくる。>

絶妙な題名の映画だと常々思っていた。
洋画、それも苦手はフランス映画と知ってはなかなか手がさせなかった一本である。

感想としては、実に微妙な感じなのである。綺麗な風景と心優しい人々の映画で文句も付けようも無く、とっても心穏やかに鑑賞できるのである。

凶悪な元ボクサーにしても、簡単にというかいい人になって最後は締めくくられる。

でもでも、へそ曲がりの私にはどうしても素直になれない何かが引っかかっているのだ。
「修羅場をくぐって来た」などとは言わないが、貧乏の情けなさ、人との感情がもつれたときのどうしようもなさ・・・。
どうしてもこの映画の甘さが寛容できない。

もう10年以上前の山一證券が破綻したときだったとは思うが、当時の社長が「悪いのは私であって社員ではありません」というようなことを言って号泣していたことを、なぜか思い出した。

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no.38■「少女 〜an adolescent 」2001年・評価【4】   邦画


<連城三紀彦の同名小説を映画化した奥田瑛ニの監督デビュー作。弱さと痛みであふれた世界をもがきながら生きている傍若無人な警官・友川は、ある日、女子高生から援助交際を申し込まれる。>

奥田作品を連続して鑑賞。
基本的には奥田監督のアウトローの映画は好きなのです。
極端なストーリーの中の優しさがこの人の持ち味のようにも思える。

夏木マリ大迫力の演技には、笑ってしまうほど!!

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no.37■「風の外側 」2007年・評価【4】  邦画

<奥田瑛二が監督を手掛け、モデル出身の佐々木崇雄と奥田瑛二の次女・安藤サクラが共演したラブストーリー。オペラ歌手を夢見て合唱部でソロを歌う女子高生と、在日朝鮮人三世のヤクザな青年が繰り広げる恋を綴る。>

奥田家総出の映画だけれど、全然「家族映画」になっていないのがすごい。

ヤクザはヤクザなりのけじめのつけ方には、一定の理解は得られるように思う。

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no.36■「眠狂四郎 炎情剣 」1965年・評価【3】  邦画

<円月殺法を使うニヒルな浪人・眠狂四郎を市川雷蔵が演じた、エロチシズムと猟奇あふれる娯楽時代劇シリーズ第5作目。財宝横領を狙い、秘密を握る海賊の末裔を殲滅しようとする悪の家老の陰謀に、狂四郎が円月殺法を駆使して立ち向かっていく姿を描く。>

中村玉緒が勝気な役柄をこなしている。映画の出来は普通なれど楽しめる一編。
雷蔵、立ち回りでの腰の安定が無いことがいつも感じられるが、端正さには欠点とはならないのが面白い。

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no.35■「あれが港の灯だ 」1961年・評価【2】  邦画

<李ライン周辺で操業中の日本漁船が度々拿捕される政治問題に取材した水木洋子の原作・脚本を名匠・今井正監督が映画化した野心作。命からがら帰還するも、国籍の違いからスパイ扱いされる底引船の船員の姿を通し、民族間の悲劇を浮き彫りにする。>

かなり不出来な後味の悪い作品。
唯一の救いは岸田今日子の娼婦がとってもいい味を出している。

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no.34■「無能の人 」1991年・評価【4】   邦画

<日本が誇る個性派俳優・竹中直人が初監督し、自らが主演も務めたヒューマンドラマ。異色の劇画作家・つげ義春の原作を元に、河原で拾った石を売る“無能の人”助三ら、現代社会から落ちこぼれた人々をブラックユーモアを交えながら温かい視点で描く。>

つげファンとしてはとっても満足な出来です。
映画ファンとしてはやや物足りないかなという思いはあるけれど、基本的には好ましいです。
出演陣、私の好きな俳優、監督等々がすごい数だ。

風吹ジュンの糟糠の妻がよろしい、ダサいスカート姿が妙に色っぽいと感じたがファンだからなのか(笑)。
もう1人山口美也子の頭の足らない役、はまり役でその怪演ぶりに拍手。
故神代辰巳監督も重要な役で出ていた。

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no.33■「タカダワタル的 」2003年・評価【3】  邦画

<“国の認めない人間国宝”と謳われる伝説のフォークシンガー・高田渡に150日間密着した、フィクションよりも衝撃的なドキュメンタリー。下北沢や京都、大阪などでのライブの模様から、武蔵野の自宅アパートまで、彼のすべてにとことん迫っていく。>

極端に言わなくとも高田はアル中、つい最近急死したのも酒が原因だろう。
それは本人も本望だっただろう。
酒飲みとはそういうことらしいが、私のように酒をたしなめないものには理解できない。
ドキュメンタリー映画は本人が魅力なのが成功への第一歩。

人間高田が良く撮れている。

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no.32■「新選組始末記 」1963年・評価【3】   邦画

<近藤勇に惚れ込み、恋人の反対を押し切り新選組に飛び込んだ若者が、純粋さゆえに組織と複雑な人間関係の壁にぶつかり、煩悶する姿を描く。三隅研次監督による光と影を生かした殺陣が見所>

チャンバラ映画にはどうしても「擬音」がほしい。
それがないこの映画は辛い。

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no.31■「さらばラバウル 」1954年・評価【3】  邦画

<『太平洋の鷲』に続き太平洋戦争下の戦闘機乗りを描く戦争ドラマ。若林大尉と看護婦・すみ子のロマンスを中心に終戦間近のラバウルの人々の姿を描く>

たわいもない戦争映画と批判はできるが、哀調帯びた軍歌に日本人の血が騒ぐことはどうしようもない。
池辺良がはまり役。円谷英二の特撮はいつもながら見事。

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no.30■「海底2万里 ディープ・シー20000 完全版 」2002年・評価【3】  邦画


<32,000kmの深海に潜航する巨大潜水艦ノーチラス。人類の未来を賭けた闘いの幕が今切って落とされた! 『デンジャラス・ビューティー』で渋い演技を披露したM・ケイン主演の海洋アドベンチャー。既発売のビデオ版に45分の未公開映像を加えた完全版。>

この映画はどういう経緯で、三時間を越えるような映画になったのか定かではない。
しょぼいCGと相まってあまり真剣に見なくてもいいような、定番のお話である。
昔、本で読んだこともあり、おやつを食べながら見るにはちょうど良い冒険物である。

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no.29■「ハッピーフライト 」2008年・評価【1】  邦画

<『スウィングガールズ』の矢口史靖監督が航空業界の裏側を描いた群像コメディ。機長昇格を目指す副操縦士・鈴木和博や国際線デビューの新人CA・斎藤悦子らが乗るホノルル行き1980便は、飛行前の準備を何とか終えて定刻通りに離陸するのだが…。 >

贔屓の矢口作品では最低の作品です。途中で時間の無駄と思いやめました。
そもそも、安全が最優先の飛行機会社とコメディが成立するかとも思うが、いずれにしろ見ていて腹立たしい。

何かこの愚かな映画が作られた裏がありそうで、そちらのほうが怖いです。

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no.28■「眠狂四郎 女妖剣 」1964年・評価【3】   邦画

<円月殺法を使うニヒルな浪人・眠狂四郎を市川雷蔵が演じた、エロチシズムと猟奇あふれる娯楽時代劇シリーズ第4作目。狂四郎は、隠れキリシタンの飾り職人・鳥蔵から、狂四郎の出生の秘密を知る、浜松の聖女を守って欲しいと頼まれる。>

このシリーズは気に入って気楽に見ている。
アヘン密貿易に関することはどうでもいいことで、狂四郎の周りの女性陣がある種の主役なのだと思う。
今回は久保菜緒子藤村志保が色っぽい。

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no.27■「グラン・トリノ 」2008年・評価【4】  邦画

クリント・イーストウッドが監督、主演を務めた感動のドラマ。妻に先立たれ、孤独な生活を送っている老人・ウォルトは誰にも心を開こうとしない。そんなある日、隣家の少年・タオがウォルトのヴィンテージ・カーを盗もうとするが失敗し・・・。>

とってもシンプルな映画で好感を持てる。
頑固爺さんの説教がこの監督らしくもある。殴りこみに至る前の暴行シーンの省略が、この映画の品格を上げている。



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no.26■「眠狂四郎 円月斬り 」1964年・評価【3】  邦画


<円月殺法を使うニヒルな浪人・眠狂四郎を市川雷蔵が演じた、エロチシズムと猟奇あふれる娯楽時代劇シリーズ第3作目。将軍の庶子・片桐高之が、新刀の試し斬りの最中、老人を斬り殺してしまったところを目撃した狂四郎は命を狙われることになり…。>

これが意外と面白い。
馬鹿息子と母親の関係のいびつさには笑ってしまうほど馬鹿馬鹿しく、妙に現実感あり。


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