no.65■「69 sixty nine」2004年・評価【3】   邦画

<村上龍原作の同名小説を、妻夫木聡、安藤政信を主演に迎えて映画化した青春ドラマ。1969年の長崎を舞台に、退屈な日常から逃れるべくふたりの青年が、“学校のバリケード封鎖”などの、一見デタラメな計画を実行して騒動を巻き起こす。>

ドタバタ騒動に余り共感はしないけれど、懐かしい音楽と「政治の季節」は私の世代でもあるのだ。
今年はこの映画で一年を締めくくることになった。
何十年ぶりかに目いっぱい映画を見た年であった。

近くの山、本宮山に登りながら、いろいろ考えたりすることが楽しい。
自分の体力を計算しながら生きていく年代に、突入したようだ。

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no.64■「青 chong」1999年・評価【3】   邦画

<『69 sixty nine』の李相日監督が、日本映画学校の卒業制作として自身の体験に基づき撮り上げた、PFFアワード2000グランプリ受賞作。在日朝鮮人という重くなりがちなテーマを、在日3世の少年の葛藤と成長を通しテンポよく描いた青春ストーリー。>

傑作映画「パッチギ」と比較すると面白い。
民族衣装・チマチョゴリが素敵だと思います。
これを着ているとみんな美人に見えるんですね。

私たちの親の世代が「朝鮮人」に対する決定的に憎悪観を持っているのに対し、私たちはそんなことは一切持っていないというか、持つ必要もないのだ。
こういう映画ができるという事は、もはや日本人も在日韓国朝鮮人もそれぞれに深く深く交流しているということ、せざるを得ないということだと思うんです。

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no.63■「べらんめえ芸者」1959年・評価【3】  邦画

<美空ひばりの魅力を開花させた明朗喜劇「べらんめえ芸者」シリーズの第1作。曲がったことが大嫌い、大の男嫌いで知られる江戸っ子芸者・小春。彼女に輪をかけて頑固者の大工の父親の下に弟子入り志願してきた健一がきっかけでドタバタが展開する。>

意外と面白く見れる。

参考にどうぞ!!
「竹中労がえらぶ・ひばり映画ベスト10」
東京キッド(1950年9月 松竹)斉藤寅次郎
伊豆の踊子(1954年3月 松竹)野村芳太郎
・リンゴ園の少女(1952年11月 新芸プロ)島耕二
鞍馬天狗/角兵衛獅子(1951年7月 松竹)大曾根辰夫
たけくらべ(1955年8月 新東宝)五所平之助
ひばりの三役/競艶雪之丞変化(前後編)(1957年11月 新東宝)渡辺邦男
べらんめえ藝者(1959年12月)小石栄一
風流深川唄(1960年9月 東映)山村聡
ひばりの/佐渡情話(1962年10月 東映)渡辺邦男
ひばり・チエミ・いずみ/三人よれば(1965年4月 東宝)杉江敏

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no.62■「蟹工船」1953年・評価【3】  邦画

<29年に発表された小林多喜二のプロレタリア文学を映画化。蟹の漁や缶詰加工をする蟹工船上では、過酷な環境で酷使される労働者と資本家の間で一触即発の闘争が起きようとしていた。名優・山村聡が監督・脚本・主演を務めた。>

印象として、とっても変な映画なのだ。
「過酷な労働」というのがまるで、サドマゾの世界のようで、薄汚く不潔でどうにもならない映画なのだ。
ただ、妙な熱気が映画全体にあり、これがこの映画を救っているともいえる。

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no.61■「さらば、わが愛 覇王別姫」1993年・評価【1】  邦画


<カンヌ映画祭でパルムドールを受賞し、日本でも大ヒットを記録した壮大なスケールの感動作がDVD化。2人の京劇俳優の50年に及ぶ愛憎劇を描く。レスリー・チャンの人気を不動のものとし、新進女優コン・リーをスターダムに押し上げた作品。>

三時間近くある映画だが、一時間ぐらいでやめてしまった。
子供をいじめる最初の場面から嫌な予感がしたのだが、話が進むうちに京劇にさっぱり興味が持てないことが分かり、一層見るのが辛くなり途中でリタイヤ。
中国の歴史や文化に造詣の深い人ならば、こういう映画は面白く見れるのかも知れないと感じた。

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no.60■「休暇」2007年・評価【3】   邦画

<吉村昭の小説を小林薫と西島秀俊共演で映画化。刑務官の平井は、婚約者の連れ子と打ち解けられずにいた。ある時、死刑執行の際、死刑囚の体を支える役を務めれば1週間の休暇が貰えると聞いた彼は、新しい家族と過ごすためその役を買って出るのだが…。>

前作「棚の隅」は映画の完成度という点からいけば、いろいろ意見はあるだろうけれど私にとっては最良の作品になっていた。

二作目「休暇」は良心作だけれど、やや深みが足りなかったと思う。
日常が存在する刑務官と死刑囚とのクロス点をどうしたかったのか、最後の最後まで不明だったように思う。

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no.59■「初恋」2006年・評価【2】  邦画

<府中3億円強奪事件をモチーフにした『NANA −ナナ−』の宮崎あおい主演によるラブロマンス。孤独な女子高生・みすずは兄に会うために訪れたジャズ喫茶で東大生の岸と出会い、淡い想いを抱く。そして、岸から3億円強奪計画を持ちかけられたみすずは…。>

三億円事件がらみの興味で、この映画を見たのだが正直がっかりでした。
事件と恋の話が最後まで中途半端。

ところで宮崎あおいという女優、テレビではしょっちゅう見ているが、人気ほどには評価できませんね。
明るい場面では、それこそキラキラ光るのに、暗い陰鬱な場面ではとってもブスに見えてしまう。
演出が悪いのか、宮崎自身に演技力がないのか、どうもはっきりしないのだが私は後者のほうに思える。

女優は本来陰鬱な場面のほうが怪しく輝くはずなのだから。

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no.58■「劔岳 点の記」2009年・評価【2】   邦画

<新田次郎の同名小説を元に、名カメラマン・木村大作が初監督、浅野忠信が主演を務めたドラマ。明治時代末期、陸軍参謀本部より日本地図最後の空白地点、劔岳の登頂を命じられた測量手の柴崎芳太郎が、案内人の宇治長次郎ら仲間と共に山頂を目指す。>
この新作映画がとってもつまらないのだ。
苦労してとった山の場面は美しいのに、ドラマ部門がどうにもならないほど薄っぺらなのだ。
これ以上書きようがない。

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no.57■「銀嶺の果て」1947年・評価【3】  邦画

<日本を代表する国際派俳優・三船敏郎のデビュー作。雪山に逃げ込んだ銀行強盗の野尻と江島は、吹雪に悩まされながらも山小屋に辿り着く。その小屋には老人とその孫娘、そして登山家の男が暮らしていた。野尻は彼らの暖かな人情に心を動かされるが…。>

三船が悪役なのが珍しい。
伊福部昭の音楽がいい。雪山での撮影の大変さのほうに目が奪われが、黒澤明のシナリオはさすがにうまい。

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no.56■「木靴の樹」1978年・評価【3】  邦画

<イタリアの片田舎に暮らす家族の出来事を四季の巡りの中に悠然と描き出し、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した感動作。>

地味だがとってもいい映画なのだ、しかし何せ3時間にもなる作品、途中でうとうとしたらヒゲは生やした農民が皆同じように見えてしまって困った。

外国で受賞した作品を見るのはこの辺でやめよう。
一定の価値観が支配しているようで見るほうも辛い。
さらに
中国映画も面白いことは面白いのだが、ある種の余裕が作品から出てこない。
しんどいだけのものは娯楽としては駄目であろう。

と言うことで日本映画へと(笑)。

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no.55■「至福のとき」2002年・評価【3】  邦画

<偶然出会った中年失業者と盲目の少女が親子のような絆を築いていく姿を描く。お見合いをした失業者・チャオ。その見合い相手には義理の娘がいたのだが、彼女は継母から冷遇されていた。>

痛々しいお話で、文句の付けようもない映画なのだが、私はもう一つ好きになれない。
やせ細った盲目の少女の姿が頭から離れない。

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no.54■「殺陣師段平」1962年・評価【3】  邦画

<大正元年、新国劇を創立した沢田は剣劇に活路を見出そうとし、殺陣師の段平にリアルな殺陣の創作を依頼する。学のない段平はリアリズムがなかなか理解できず…。中村鴈治郎扮する段平の一本気な生き様が胸を打つ。>

意外と面白く見られたのは、やはり黒澤明のシナリオのおかげだと思いますね。
中村鴈治郎がうまい。

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no.53■「活きる」1994年・評価【4】  邦画

<94年カンヌ映画祭で2部門を受賞した、チャン・イーモウ監督、コン・リー主演による感動巨編。文化大革命へと激動する1940年代の中国を舞台に、博打に明け暮れ全財産を失った資産家一家が、明日に希望を持ちながら力強く生きる姿を描く。>

かなりしんどい映画です。
中国の政治状況の変遷がわかるということでは勉強になるが、映画としてはかなり苦痛を感じる。
日本で言う「重い重い木下恵介監督」作品のようでもある。

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チャン・イーモウ監督作品を見続けるのはどうしよう?(笑)。

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no.52■「風の慕情」1970年・評価【2】  邦画

<吉永小百合が松竹映画初主演を果たしたラブロマンス。1年交際した恋人から求婚された由布子。しかし、胸のときめきを感じず真の愛を信じている由布子は、姉を訪ねてオーストラリアへ行く決心を固めるが…。>

いや、つまらなかった。という事は最初からかなり予想はしていたけれど、尾崎奈々ファンとしては彼女がちょい役で出てくるだけで満足(笑)。

シナリオ橋田須賀子の古い恋愛観がなんともいえないほどの虚脱感。主演吉永小百合、石坂浩二もこんなものか?
それにしても小百合さんいつ見ても同じ演技で笑うしかない(笑)。
深みを求めるほうが酷か?

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no.51■「カビリアの夜」1957年・評価【3】  邦画

<ジュリエッタ・マシーナが男たちに騙され続けながらも前向きに生きていく娼婦を好演し、数々の賞を受賞したフェリーニ監督の傑作ドラマ。>

実はフェリーニの映画「」以外ほとんど私は評価できないのです。
何故なのかと考えることはあるのですが、どうもはっきりしない。
この「カビリアの夜」も出来はとってもいいと思うのだが、私には心を打たないのです。堕ちていくことの壮絶さがこういう形では納得できないように思えるのです。

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