No.018◆「成熟」1971年・評価【4】   邦画

<『高校生ブルース』に始まる関根恵子の集大成ともいうべき作品。山形の鼠ヶ関には古くから“みこし流し”が行われていた。その日、農業高校写真部のゆう子は、ライバル高校の隆二と出逢い、お互いに好意を感じ次第に惹かれ合っていく。>

ほとんど期待しなく見た映画だったが、これが意外や意外とっても面白いのだ。
この当時の大映青春映画はかなり見ているものの、どれもかなり暗く陰鬱なものが多く見るのをためらったりしていた。

山形県の風土がとっても良く、バックに流れる民謡と合った素朴な話が、当時の風俗描写と合致しそこはかとないいい感じなのだ。
専門家が無視しようがこういうお話は好きである。

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裸のポスターと映画の内容はほとんど関係ないのだが、こんな姑息な売出し方が当時ははやっていたものである。
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No.017◆「眠狂四郎無頼控 魔性の肌」1967年・評価【3】  邦画


<円月殺法を操る浪人・眠狂四郎の活躍を描く、エロチシズムと猟奇あふれる娯楽時代劇シリーズ第9作目。切支丹の秘宝を運ぶ幕府役人の護衛を引き受けた狂四郎。その秘宝を狙う悪党一味と死闘を繰り広げながら、役人の姉がいるという京都へと向かう。>

鰐淵晴子が若々しく、美しい。
結構殺陣が冴える一遍でもある。

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No.016◆「待ち伏せ」1970年・評価【2】  邦画

<戦後の日本映画界を代表する俳優が集ったサスペンス要素たっぷりのアクション時代劇。藩の御用金の通り道でもある峠の茶屋に、事情を抱えた5人の男女が現われる。それぞれの思惑が明らかになるにつれ、老中・水野の外様大名潰しの陰謀が明らかになる。>

三船敏郎、石原裕次郎、浅丘ルリ子、勝新太郎 、中村錦之助
スターばかり集めて全然面白くならないと言った典型的な作品。

見るべきところはラストの三船の殺陣のみといった寂しさ。

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No.015◆「解散式」1967年・評価【3】  邦画

<深作欣二監督が手掛けた任侠映画。8年の刑を終えて出所した小滝組幹部・沢木は、養鶏場で働く内縁の妻・三枝の下で身を落ち着けようと決意する。だが養鶏場がコンビナート建設の利権を独占しようとする島村に脅かされ、争いの渦中に身を投じることに>

深作作品としてはまずまずの出来、ラストの壮絶な出入り場面に、後年の実録路線の片鱗が見て取れ興味深い。

渡辺美佐子が上手です。

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No.014◆「故郷<ふるさと>の香り」2003年・評価【3】  洋画


<香川照之が第16回東京国際映画祭の優秀男優賞を受賞した、『山の郵便配達』のフォ・ジェンチイ監督が贈る哀しくも美しい愛のドラマ。トラブルに巻き込まれた恩師を助けるため、10年ぶりに山間の村に戻ったジンハーは、初恋の女性・ヌアンと再会する。>

香川照之は、いつの間にか本当にいい役者になった。
この映画でも、一癖も二癖もある聾唖者の役を見事にこなしている。

この映画自体は、やや整理が出来ていないような部分があり、私の頭では混乱したのだがどうだろうか?
私の頭が悪いからだろうか?

「男の未練」は恥ずかしく思えるのだが、どうにもならない事も分かるから始末が悪い(笑)。

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No.013◆「ディア・ドクター」2009年・評価【3】  邦画

<『ゆれる』の西川美和監督が、無医村に駐在中の医師が起こした突然の失踪劇を描く人間ドラマ。村唯一の医者として人々から慕われていた伊野は、日々の診察その他すべてを一手に引き受けていたが、ある日彼の下へ東京から研修医が送られて来て…。>

若手の監督の中では、ピカイチの実力者だと思っている女性監督西川美和、しかし、今回の映画はベストワン映画に選ばれているようだが、出来はもう一つなのです。

どうも、笑福亭鶴瓶に入れ込みすぎた弊害が出ているように思うのだが、全体を通してどこが悪いのかが判断できないもどかしさがある。
観客はどこを視点に映画を見ていいのか、監督の狙いがどこにあるのか、そこが一番の問題のように思っている。

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No.012◆「樹氷のよろめき」1968年・評価【2】  邦画

<吉田喜重監督が『女のみづうみ』の石堂淑朗と共同脚本を手掛けたラブロマンス。美容院を営む百合子は愛人と旅に出る。彼女は男の子を妊娠しており、それが愛の終着だと考えたが、男の彼女に対する愛は募る一方であった。>

つまらない。
うとうとしながらも、最後まで見たのは、やはりバタ臭い岡田茉莉子が気に入っているから・・。
あの蜷川幸雄が俳優として出ているのは珍しい。

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No.011◆「東京夜曲」1997年・評価【3】  邦画

<40代の男女が交わす切ない恋愛模様を優しいタッチで綴った、大人のラブロマンス。数年前に家族を置いて出て行った浜中が、ある日ふらりと帰郷。そんな彼を妻・久子はなじることなく受け入れ、浜中も何事もなかったかのように、かつての仕事に戻るが…。>

若くして亡くなった市川準監督、彼の独特は映画作りは分かるけれど、ファンというほどでもない。
この映画微妙な人間関係が、程よい距離感で描かれている。
それが大人の映画として成立していることも理解は出来るが、もう一つ突っ込んだ描写がほしい気もする。
しかし、良く考えると夫婦というものは、あるバランスの上で成り立つもので、淡々としたものになってしまうのだろう。

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No.010◆「女のみづうみ」1966年・評価【2】  邦画

<川端康成の同名小説を吉田喜重監督が映画化。結婚8年目を迎えた宮子と有造の夫婦。宮子は軽い気持ちからほかの男と浮気をし、自分の裸体を男に撮影させていた。以来、宮子は予期せぬ事態に次々と巻き込まれていく。>

かなりつまらなく、途中でうとうとしてしまった。
岡田茉莉子が美しいだけでは、映画としてはふくらみがない。当時はこれで客が入ったのだろうか?

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No.09◆「60歳のラブレター」2009年・評価【1】  邦画

<これまで8万通を超える応募が寄せられたという人気企画を元に、人生の節目を迎えた3組の夫婦の姿を描いた感動ドラマ。定年や離婚、病気といった出来事に直面し、改めて互いの関係を見つめ直すことになった熟年夫婦たちの心情を切々と綴る。>

正直えらいものを「見させられて」しまったという感想です。
私この年齢に近いけれど、こういう映画はなぜか感動しないと人間ではないような雰囲気が充満し、とっても嫌な気分になってしまう。

夫婦つまり、男と女の関係は五分と五分のお話で、いろいろなことがあることは当然で、それを敢えて声高に、理想風に訴えられたら恥ずかしくもある。

見ようによってはこの映画は、全面「説教映画」とも取れるわけで最後の場面の恥ずかしいこと、恥ずかしいこと(笑)。

私はやせ我慢でも、自分を貫き、野たれ死んでいく60歳の生き様がいい。

わっはは!! 自分のことか。

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死ぬまでメガネをつくれたら・・・  家業(眼鏡)

今は未曾有の不況だという。
なるほど、物が売れないし、賃金は下がるだの、「デフレスパイラル」の様相を呈している。
それでも、私は最後の最後まで抵抗してメガネ屋として一生を終えたいと思っている。
馬鹿もほどほどにという声は聞こえては来るが、仕事に生きて何が悪い。
もう狭い範囲での商売は成立しなくなってしまった。

地方で残れるのは、地元の金持ちかチェーン店ぐらいだろう。
アイデアとか真心とかの成功体験は、もう古いということなのだろう。

「技術」には自信があったけれど、私の場合それが裏目に出たともいえる。
自信と失敗は裏腹の事象であること。

インターネットでの遠近両用メガネ販売は、実はものすごくアナログ的な、個人の力量がとことん試される「メガネ道場」のようなものなのである。

私は実に楽しくメガネを作っているけれど、真似する人はほとんど出てこないだろう。
まず、まねをするメリットがほとんどないこと、さらに言うと、リスクを楽しめるかということ。
とてつもない長いメガネ販売から得た経験と知識しかここでは通用しない。
マニュアルは意味をなさないから・・・。

どうも言い訳がましい文になってしまった。

ブログ副題<眼鏡心中考>の意味合いはこんなことかしら。

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No.08◆「さよならみどりちゃん」2004年・評価【3】  邦画


<漫画家・南Q太の名作を『3年B組金八先生』の星野真里、『メゾン・ド・ヒミコ』の西島秀俊主演で映画化したリアルな恋愛ドラマ。憧れのユタカと一夜を共にしたゆうこは、彼から恋人“みどりちゃん”の存在を告げられる。>

どんな監督でも一本は見ることにしている。
この「ふるやま」監督作品初めてである。
印象としては、奇妙にゆるゆるで、つかみどころのない映画なのだ。
フランス映画などに、なぜかいい加減なのに持てる男が出てくる映画があるがそれに少し似ているかなとも思える。

主演の星野真理、やや暗めで地味であるけれどいい味が出せる女優なので期待している一人である。
見て不愉快になるという事はないが、どうも釈然としない映画でした。

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No.07◆「ブルーレイン大阪」1983年・評価【3】  邦画

<“孤高の官能アーティスト”小沼勝が監督、八代亜紀の同名主題歌がヒットを記録したエロスドラマ。大阪・北新地のクラブで働く待子が、かつての恋人・悠司と再会し、もう一度彼に賭けてみようとする姿を描く。“日活名作ロマンシリーズ”。>

志水季里子という女優、私は気になって仕方がない一人だ。
この映画がデビュー作である。

後期ロマンポルノを支えた1人である。宮下順子を地味にした感じで文句ない実力者だ。
この映画の共演者広瀬昌助と結婚しているが、広瀬は若くして癌死している。

もう少し彼女の映画を見てみようと思う。

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そういえばロマンポレノ、リメイクするらしい。
製作本数1100本とも言われ、私は初期を中心に500本近くは見ているかもしれない。
青春でした(笑)。
田中登監督、神代辰巳監督も他界、裸さえ入れればどんな題材でも映画化されたアナーキーな時代でした。
懐かしい!!


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No.06◆「眠狂四郎 無頼剣」1966年・評価【3】  邦画

<円月殺法を操る浪人・眠狂四郎の活躍を描く、エロチシズムと猟奇あふれる娯楽時代劇シリーズ第8作目。貧民救済の計画を果たせずに死んだ師匠の怨みを晴らすため、狂四郎が悪の浪人軍団と死闘を展開。同じ円月殺法を駆使する強敵との殺陣シーンが見所。>

こちらも天知茂が主役を食うほどの迫力である。
全体に懲りすぎたため、筋立てが複雑になり、やや娯楽物としては残念なところである。

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No.05◆「座頭市物語」1962年・評価【4】  邦画

勝新太郎主演の傑作時代劇。盲目の居合斬りの達人・座頭の市の凄まじい戦いを描く。笹川繁造、飯岡助五郎の2大ヤクザの勢力争いが続く中、座頭の市は釣り場で平手酒造という男に出会う。友情を温める2人だったが、いつしか戦いの渦に巻き込まれていく。>

以前テレビで見ていたが改めてDVDで見直してみた。
ほとんど印象は変わらないが、かなり地味目の映画なのだと思いましたね。
天地茂が絶品なのは言うまでもない。

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