No.111◆ 「ブラック・サンデー」1977年・評価【3】   洋画

《『羊たちの沈黙』のトマス・ハリスの原作を、ジョン・フランケンハイマー監督が映画化したアクション大作。万人の観衆で埋め尽くされたスーパーボウルのスタジアム上空で、テロ集団“黒い9月”が飛行船爆破を試みる》

現実のテロリズムとあまりにもリンクしているため、日本での公開ができなかったようにも思うが詳細は知らない。
映画の最後では当然大量殺戮は失敗するのだが、観客としては残念な思いにさせられる。
ということは、映画としてはテロを容認することになってしまうのだと思うが、何か釈然としない部分だ。

「現在は戦争状態」だと認識すればあらゆる殺戮は是認されることになり、英雄がどんどん生まれることになる。

やはりこの映画、政治映画として中途半端にならざるを得なかった理由だと思う。

テロリズムが常態化してしまった現代、この映画の予感は十分すぎるほど当たってしまった。
こういう映画は作ってはいけないと思う。

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