No.138◆ 「トカレフ 」1993年・評価【2】   邦画

《「どついたるねん」の阪本順治監督と荒戸源次郎のコンビで送る[鉄拳]の大和武士が主役の道夫に扮して復讐心に燃える男を熱演。幸福な家庭を破壊された男が抱える悲哀を切ないまでに表現している。対する松村役の佐藤浩市はクールな演技で冷徹な誘拐犯を印象づけている。拳銃を手に、闘争本能に目覚め残忍さを増してゆく2人の男の姿を、パワフルに描く。》

この雰囲気の映画は苦手である。
妙に凝ったというか、何か大事なモノをワザと省略するような演出は疲れてしまう。

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No.137◆ 「バーバー吉野」2003年・評価【1】  邦画

《男の子は全員同じ髪型という不思議な規律に閉じ込められた田舎町を舞台に、そこに生きる少年や大人たちの姿をユーモラスに描いたほのぼの思春期物語。ある日、東京から転校生が来たことで町が一変し…。荻上直子監督の長編デビュー作。》

田舎の学校にやってきた都会の転校生が引き起こす珍騒動。かなり頻繁に作られ、映画、テレビドラマで食傷気味である。

都会人から見た田舎の学校とか暮らしであり、かなり「逆差別」の匂いがしてしまう。
田舎をきちっと描いて優れた映画は多くない。
私の知る限り「火まつり」以上の作品は知らない。

田舎がのんびりして暮らしやすいなどというのは、徹底的に誤解であり、田舎は金持ちしか住めないと思え。貧乏人は都会に住むべきでしょう!!

NHK看板番組「家族に乾杯」などというのは虫酸が走る。

いやーまずい方向に話がそれてしまった(笑)。

えーと田舎のいいところは、家猫がとても気持ちよさそうに暮らしているところだろうか。

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No.136◆ 「さすらいの恋人 眩暈(めまい)」1978年・評価【4】  邦画

《公園で知り合った男女が、苦境を乗り越え必死に愛し合う姿を描くエロスドラマ。冬の公園。氷の張った噴水池の中に佇む京子。そこを通りかかった徹はずぶ濡れの彼女を引き上げ、自分のアパートに連れていく。“日活名作ロマンシリーズ”。》

32年ぶりに見る。
劇中流れる中島みゆきの「わかれうた」に感動した記憶が鮮明に蘇る。
当時はロマンポルノで描く「純愛物語」であったと思ったが、改めて見てもその感じは一向に変わらない。
主演の「小川恵」が美人ではないのだが、芯の強い女を好演している。

どうもこの年になってみる「ロマンポルノ」は痛々しくてならない。
この女優さんにしてもピンク等にもかなり出演して実績があり、演技の基礎の十分なのに次々出てくる裸の場面がもういいかなと思ってしまう。
ピンク映画ほどの殺伐さはないものの、何と言うか、十分に綺麗なお嬢さんたちなのだから・・・。

作家性、つまり監督名で見続けた当時は、私も監督も女優もほぼ同世代、「青い議論」が心地良かった。

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嗚呼!! 途中下車映画三本締め   邦画

「赤毛」
岡本喜八監督、どうにもならないほどまとまりがない。
三船敏郎の大根役者ぶりが目を覆うばかりである。
「レジェンド・オブ・タイタンズ」
アメリカ映画、どうにもならないCGが一層虚しい。
「犬、走る DOG RACE」
贔屓の崔洋一監督作品、時としてこの監督どぎつい演出が嫌悪感を催す。
あくどい刑事の話もありきたりで見たくもない。

それにしても見たい映画がなくなってしまった。
古い洋画の名作と言われるものも、今の目から見ると大いにつまらないものが多すぎる。

さてさて、どうしようか(笑)。
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No.135◆ 「陸軍中野学校 雲一号指令」1966年・評価【3】  邦画

《没後40年を迎えた市川雷蔵が知性派スパイをクールに演じた「陸軍中野学校」シリーズ第2弾。陸軍中野学校1期生の椎名次郎は、軍の命令により神戸で起きた大型軍用船爆破事件の真相を捜査する中で、日本に潜入した中国スパイ機関に行き当たる。》

このシリーズなかなか好ましく思っている。
雷蔵のクールさがとっても良い。
今回のもの、可愛らしい特撮が時代を感じさせるが、これとて当時の技術としたら頑張ったのだろう。
相変わらず佐藤慶、癖のある役で画面を引き締めている。

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No.134◆ 「マディソン郡の橋」1995年・評価【2】   洋画

《世界的ベストセラーをクリント・イーストウッドが映画化。中年カメラマンと農場の主婦の4日間の恋を叙情豊かに描いた大人のラブロマンス。》

有り体に言えば、中年のおばさんとおじさんの恋愛話。
映画の半ばで結論が見えしまい、なんとかそうであってほしくないと思いつつ最後まで鑑賞。
恋愛映画はどこか突き抜けた感情というか、反社会的な匂いがしないと思いっきり感情移入できないと常々思っている。

この映画のダメな所は、成人した子供たちの品の無さと、イーストウッドとメリル・ストリープ主演ご両人が下品に見える、これは私だけが感じたことかもしれないが、そう感じてしまったのです。

田舎を舞台にしたって、もう少しなんとか出来ないものかと思いますね。
洋服とか???・・・。

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どうも洋画には厳しく、邦画には甘い点が付いてしまいますな(笑)。
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No.133◆ 「ボクの女に手を出すな」1986年・評価【3】  邦画

《桑原譲太郎原作、小泉今日子主演によるサスペンスドラマ。六本木に住む天涯孤独の少女・黒田ひとみは、悪事なら大抵のことはやってきた筋金入りのワル。だが、ひょんなことから彼女は大富豪、米倉家の跡取息子・進の家庭教師をすることになり…。》

どうもすっきりしない映画なのだが、まずまずの完成度を持つ。
おそらく、小泉今日子の不良という役が似合わない。

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No.132◆ 「愛のきずな」1969年・評価【3】  邦画

《松本清張の短編を園まり主演で映画化した異色のエロティックサスペンス。サラリーマンの鈴木は、ある雨の夜に出会った可憐な娘・雪子と愛し合うように。専務の娘と結婚している彼は、雪子が出世の妨げになると思い始め…。》

幼少の頃から密かな「園まり」ファンなのである。
ついつい懐かしさに負けて借りただけで、映画としてはまるで期待していなかった。
しかし、これがなかなか魅せるので暇つぶし以上の楽しい時間が過ごせた。
なんといっても、原作松本清張がよろしい。
そして、和服姿の色っぽい園まりが結構上手なのには驚いた
当時バラエティではコント風演技はしていたが・・・歌より女優のほうが才能があっただろうに、今はどうしているのだろうか?

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No.131◆ 「千姫と秀頼」1962年・評価【3】  邦画

《美空ひばりと、時代劇映画初出演となる高倉健が共演を果たした悲劇の物語。元和元年を舞台に徳川家康の孫・千姫と、彼女と婚約するも政治戦略のために恋仲を引き裂かれ、取り戻そうとした際に銃弾に倒れてしまう坂崎出羽守との悲哀が描かれる。》

ほとんど期待しなかったけれど、これが意外にも面白い。
きっちり、ひばりに芝居をさせているところがいい。
千姫の話は大河ドラマ風ではあるが、きちっと見たのは初めてであり、日本人向きのお話でなんとなく居心地のよいのである。

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