No.062/2011◆ 「ネオ チンピラ 続・鉄砲玉ぴゅ〜」1991年・評価【2】  邦画

監督 : 高橋伴明
出演 : 哀川翔 、青山知可子、佐倉しおり、宍戸錠

『オルゴール』哀川翔と、セクシー女優・青山知可子が共演し、その後のVシネマ作品の雛形となったニューウェーブヤクザアクションをグレードアップさせた続編。鉄砲玉としての運命に翻弄されるチンピラ・順公のおかしくももの哀しい青春を描く。
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私の地方新聞で面白い記事を発見。
右翼はやくざより恐ろしいのだ」というようなことを言って若者を恐喝していた事件が掲載されていた。
やくざも右翼もどちらの諸君とも仲良くしたいとは思わないが、なぜか笑ってしまう。

「本当の人殺しは優男だ」と故竹中労が言っていた記憶がある。
当時彼の住まいにいろいろな人が訪ねてきたという。

虚勢を張るやくざよりも、すっと懐から道具が出てくる右翼っぽい人のほうがはるかに怖い。そうだろう。

余談、余談(笑)
あまりに映画がつまらなかったものだから・・。
青山知可子が結構好きなもので、借りたのだが彼女の見どころもほとんどない。
死んだしまった峰岸徹が元気なのがいい。
とぼけた味がいい。
名作「サード」のド迫力のやくざと比べると彼の確かな演技力を堪能できる。

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No.061/2011◆ 「復活」2011年・評価【3】  テレビドキュメンタリー

先週の土曜日NHN総合で放送されたSL復活ドキュメンタリー作品である。

珍しくも山田洋次監督であり、彼がSLファンであることは何となく映画で感じてはいたが、やはり少し意外であった。
最近の山田監督、大御所としてどんな映画でも撮れるような位置にあるとは思うのだが、もう一つ初期の映画にあったモノは薄れたように思えるのだ。

まあ、それも時の流れであり、みんな年を取ってきた証拠でもあるのだろう。

一塊の技術者としてこのドキュメンタリーの面白さは、愚直なまでのSLの修復にかける男たちの情熱のようなものを描き切ったこと。
たとえば「芯出し」「錆落とし」「溶接」「熱したリベット」等々

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もっとも感動したのは中国に保存されている満鉄の象徴「亜細亜号」の勇士
日本の侵略の象徴ではあったが、ロマンも感じないではない。
山田監督の父親は満鉄の技術者であったという。微妙な当時の心境も吐露していた。

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やはりというか、原田芳雄が逝ってしまった。
早すぎるが寿命というものはある。
日本映画の良心を彼の映画歴の中に見ることができる。
反逆のメロディー」また見てみよう。

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No.060/2011◆ 「お受験」1999年・評価【1】  邦画

監督 : 滝田洋二郎
出演 : 矢沢永吉、田中裕子、西村雅彦、鈴木一真、岸部一徳

『木村家の人々』などの名コンビ・滝田洋二郎監督と原案・脚本の一色伸幸が、ロック界のカリスマ・矢沢永吉主演で贈るコメディ。峠を越えた実業団のマラソン選手・富樫は、愛娘の有名私立小学校への受験やリストラに苦しみながら最後のレースに賭ける。
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贔屓の天才田中裕子見たさに借りたが、如何せんまるでピントはずれの作品でした。
矢沢の演技は可もなく不可もなくと言った塩梅。
ただ、あまり元マラソンランナーには見えません。

相変わらず田中裕子は上手で。もっともこのぐらいは当然で、子役との駆け引きは楽しい。

洋画「マイウェイ」みたいな映画を少し期待したのだが・・・。

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今日は会社お休み、中部電力も電力不足で振替休日です。

我が青春の「原田芳雄」がいかんらしい。
痩せ細った写真が公開されている。
ファンとして、これは出して欲しくはなかった。
野良猫ロック」シリーズをはじめ、チョイ役の神父「八月の濡れた砂」、大傑作「祭りの準備」等々、日本映画の表舞台を常に歩いてきた。

まだ逝くには早すぎるぞ。

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No.059/2011◆ 「かぞくのひけつ」2006年・評価【2】  邦画

監督 : 小林聖太郎
出演 : 久野雅弘、秋野暢子、桂雀々、谷村美月
『パッチギ!』や『雪に願うこと』で助監督を務めた小林聖太郎の初監督作品。大阪を舞台に、女癖の悪い父と嫉妬深い母の家庭問題や、恋人・典子との関係で悩む主人公・賢治の姿を描いた人情喜劇。久野雅弘、秋野暢子、桂雀久、谷村美月らが共演。
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大阪もの、何故かいつもドタバタ喜劇が多い。
さてさて、この映画にどれほどの意味があるのだろうかと思う。
私はほとんど笑えなかったが、腹が立つということでもないから、そこそこに成功しているのだろう。

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閑話休題とっても疲れたある夜の出来事

母親が死んでまだ1年は立たないのだが、これまで一度たりとも夢に出てきたことはない。
ただこの夜は違っていて、深夜突然夢に出てきた。
仏壇の前でただ座っている。
それも何故か半透明、ブルーがかっているのだ。
びっくりして目が覚めた。
さすがに気味が悪い(笑)。

まあ名作映画「東海道四谷怪談」風で、どこかで刷り込まれたことなのだろうけれど、梅雨時の珍事ということにしておきましょう。
ただ、お袋が生きているとき、私が寝言を言うらしく「どうしたどうした」と階下で叫んでいることがままあり、その声に驚いたものである。

どうでもいい話のついでに、死んだ親父は一度も夢には出てきませんね。
仲もよくなかったけれど、そんなものだと今も昔も思っていて不肖の息子らしいと思っている次第。
嗚呼!!・・・・・・・





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No.058/2011◆ 「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」2010年・評価【2】  邦画

監督 : 中田秀夫
出演 : 藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、武田真治、平山あや、石井正則、大野拓朗、片平なぎさ、北大路欣也

ミステリー作家・米澤穂信の同名小説を実写化した、『リング』の中田秀夫監督による心理サスペンス。フリーターの結城ら10人の男女が時給11万2千円の高額バイトに参加するため、謎の施設“暗鬼館”を訪れる。藤原竜也、綾瀬はるかほか豪華俳優が共演。
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つまらない。
有名俳優を多く集めるとろくでもない出来になってしまうことが多々あるけれど、この作品も取り留めもない殺人が続くのみと言った塩梅。
どこか現代社会の歪みみたいなものを描こうとしているようには感じられるものの、如何せん薄っぺらなものしか見えてこない。

結局中田監督「リング」をどうしても越えられない。これも裏を返せば「悲劇」なのだろう。


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