猥雑さと・・・大衆と  邦画

会社関連・・・夕方組合主導の焼肉パーティ
お店側の手際の悪さに、しばし白けること多し。
そんな土曜日でした。

クリックすると元のサイズで表示します


「監督失格」という優れて異端のドキュメンタリー映画に出会わなかったならばこの「あんにょん由美香」という作品は絶対見なかっただろう。

私は基本的にはどんな映像でも否定はしないけれど、AVの世界はかなり違和感がある。林由美香のやや理屈っぽい裸はとても見る気はしないし、AV特有の下品さは時として吐き気を催す。「あんにょん由美香」も映画としてはかなり不出来で、何を描きたいのかよく分からない。

そうそうAV男優の下品さは到底この世のものとは思えぬほどで、何とかならないのだろうか?
何も藤竜也や寺田農を使えなんて言ってはいないが(笑)・・・。

昔昔、裁判にもなった故武智徹二監督「黒い雪」、「白日夢」なども映画館できちって見ているが映画の体はなしていない。
いまでいえばAVの世界に近いのかもしれない。
まだまだ石井輝男監督の悪名高い徳川刑罰シリーズのほうが「映画」になっていた。

そういうものを大衆が望んだ時期が確かにあったことだけは知っている。
また、東宝傘下ATG映画が芸術エロを売りにしていたことも日本映画にあった。

そういう猥雑さが大衆と歩く映画というものだろう。
0

不吉な週末  邦画

ピーナッツの伊藤エミさんが死去、地井武男小野ヤスシまで死んでしまった。
人はいつか死ぬけれど、いずれの方々も早すぎる。合掌

クリックすると元のサイズで表示します


「田原総一朗の遺言 藤圭子/ベ平連 小田実」なんてものをレンタルした。
この頃はともかくうるさい田原を見るのも嫌だった。
しかしながら、テレビドキュメンタリストとしては大いに評価している。
藤圭子のくだりはなかなか興味深い。

「ゆきゆきて神軍」監督原一男の元の奥様がインタビュアーで、突っ込みが辛辣で面白い。

節操もない映画作りの裏面が、田原と原一男との話で暴露され唖然とさせられる。
しかし、よく考えればある種の狂気のようなものがなければ映画、とりわけドキュメンタリー映画は成立しないことも事実だろう。

「朝まで生テレビ」初期のタブー破りは鮮やかだった。
「右翼」「天皇」「部落問題」・・・欠かさず興奮しながら見た記憶がある。
大島渚の知性が喧嘩を止めていた部分もあった。

もしも、竹中労が元気だったらもう一度光を浴びたに違いなかった。
残念ながら、当時は末期の肝臓がんだった。
0

走る飯田蝶子「長屋紳士録」  邦画

クリックすると元のサイズで表示します

若々しい飯田蝶子が見られる小津安二郎1947年作品
戦災孤児をいやいや面倒見ることになる、そしていつの間にか情がわいて親子のような感じになるものの、間もなく本当の親が現れ別れなくてはならなくなる。

しっとりした人情話についつい涙を流していた。

クリックすると元のサイズで表示します

2010年作品「森崎書店の日々」妙に優しいドラマなのだが、どうもしっくりこない。
今の若い人たちの求めるやさしさが、何故か私の年代では鬱陶しいのだ。

そうはいっても内藤剛志の演ずる古本屋の店主はとってもいい。
こつこつと店番をする姿は「らしさ」が板についている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところでところで
少し考えさせられることが今日ありました。
私のこの「お店」にわざわざ遠くから冷やかしに来た人がいたのだ。(敢えて細かくは書かない)
初体験である。
そういうコンセプトで私の店は運営していない。

路面店舗でうまくいかなかったわけだから、同じようなことは二度としたくはない。
媚を売ってまで物は売らない。

本当に困った人しか来てほしくはない。
近くにいくらでもメガネ店は存在する。

かつてスポンサーから私のやり方にいろいろ言われたことがある。
その人への責任を取った上での今の「仮設店舗」である。

私のささやかな技術が必要な人は、全国に多くいると確信している。

愚痴を吐きながら少し落ち着いてきたな(笑)。

0

京マチ子  邦画

クリックすると元のサイズで表示します

溝口健二監督「楊貴妃」、NHK大河ドラマのような大味な歴史もの。
中国人が監修に当たっているようだから、時代考証は確かなのだろうけれど、どうも平安絵巻物のように感じてしまう。

京マチ子まだ存命のようだ、88歳になるとか。

クリックすると元のサイズで表示します

やはり、黒沢の「羅生門」での演技が最高に美しかったことだけは記憶に残っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
梅雨の中休み、洗濯掃除に精を出す。
今年こそは家猫のノミ退治、猫用櫛でブラッシング、結構ノミも取れる。
1

縁というもの  日々のこと

昨日は会社の有給休暇を使って、以前知り合いになった人のところに何の連絡もせずに伺った。
幸いご夫婦ともにいらっしゃって、時間もすぎるのも忘れるほどおしゃべりをしました。
本当に楽しゅうございました。
お昼にはお蕎麦までいただき恐縮しました。

こういうご縁も生きている証拠でしょうね。

あまりにも深い白熱の「夫婦論」を三人で展開したため、ご夫婦にはご迷惑かけたかもしれません(笑)。


クリックすると元のサイズで表示します

「現金(ゲンナマ)に体を張れ」
尊敬するキューブリック作品、まずまず面白く見る。
0

雨上がり  邦画

梅雨の雨間に近くの山に車で登った。
空気が澄みはるか遠くまで見渡せ気持ちがいい。

どういうわけか妹同伴だったため風情に欠けた。
こんなセリフ「一枚のハガキ」に出ていたな・・・(笑)。

クリックすると元のサイズで表示します


1951年溝口健二監督作品「お遊さま」必ずしも成功はしていないけれど、一人の男を二人の女性が愛するという今風の恋愛観が興味をそそる。
やはり、巨匠溝口らしく和服の立ち振る舞いが美しい

クリックすると元のサイズで表示します

イタリア映画お得のエロチックコメディ
私の知る限り、この分野の金字塔青い体験」を超えたものは未だにないようだ。
この「課外授業」も主演のキャロル・ベイカーが美しいがとてもとても「青い体験」の足元にも及ばない。

身も蓋もない現代のAV作品よりはるかに健康的だと思うが・・・
0

故川村カオリ  邦画



手塚眞監督ブラックキッス」の主演がこの川村カオリである。

クリックすると元のサイズで表示します

手塚監督、アニメ「ブックジャック」で親しんではいたが映画は初めてである。
残念ながら出来は今一つで、特典映像の監督の説明がなければ意味不明なサスペンス映画である。
川村カオリ嬢を見る目的ならば達したということになる。
疲れた感じの女を好演している。


1

命の音楽会  日々のこと

クリックすると元のサイズで表示します


写真は私の知人のご令嬢で、ソプラノ歌手「斎藤みほろ」さんです。
http://blog.goo.ne.jp/mihorosaito
勝手にブログ紹介しておきます、叱られるかな(笑)。

今日、近くでコンサートがあり出かけたっぷり聞いてきました。
なかなかの美人さんで色っぽい方でした。

声量たっぷりで、何よりも本人が気持ちよさそうに歌っているのが観客に伝わり、みなさん幸せな気分になったと思いますよ。
私の大好きな「アメージング・グレース」は特にいい。CD発売すれば買うのに!!

ご苦労様でした。
0

死に貴賤はない  日々のこと

ドキュメンタリー映画「監督失格」を見てから、ややネガティブな心情になってしまった。
これほど猛烈な映画はもうしばらくはいいかなと思っている。

どんな死でも「死」貴賤はなし。

クリックすると元のサイズで表示します

さてさて、なんてどうでもよい本を読んでしまった。
ともかく評判悪いようなのだが、私は結構面白く読めた。

外国人との結婚、離婚そして子供たちとの断絶等々、それでも老後の安心のために結婚を選択する。
女のエゴが丸出しで、これはこれでとやかく言うことではあるまい。
本としては気分が悪くなる人もいるかもしれないが、本音が面白いと私は思ってしまう。

こんな生き方が正解なんてことは一つもないわけで、自由に生きればよろしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
閑話休題
技術屋としてのお話
長くやってきた仕事も突然不調になることがある。
体調の変化だったり、外的要因だったりするわけなのだが、一つ言えることは集中力の欠如が最も大きいように思う。
いま、すこしおかしい。
しばらく様子を見ながら頭と体を休めておこう。

やはり「監督失格」は偉大なショック映画だ。



0

凄い映画だ!!  邦画

私はポルノ女優だろうと、AV女優だろうと、風俗で身を立てようとも立派に自立しているならば全然気にしないし、大したものだと思う人間である。

クリックすると元のサイズで表示します

映画「監督失格」は若くして亡くなったAV女優林由美香の生きざまに、迫ったドキュメンタリー作品である。
この作品とんでもない出来なのだ。
偶然と必然が混じったような、林由美香死体発見現場にカメラが同行するのである。その部分はもちろんこの映画の核心を成すわけなのだが、近親者の慟哭がそのまま映されているのだ。
映画の前半は林由美香の奔放ゆえの「混沌」を描いてほろっとさせているだけに、事故死(?)で終息させるような唐突な映像が見るほうにも相当な衝撃を与える。

監督と女優の関係が濃密だったからできた映像ではあるにしても、ここまでやらなければ「魂の昇華」はおそらく出来なかったように思う。

かつて私はこういう映画を一度だけ見たことがある。
深作欣二監督「仁義の墓場」である。
念仏映画だとも揶揄されたりもしたが、この「監督失格」も現代版念仏映画かもしれないと率直に思っている。

因果とはこういうものだろう。
人の想いがこういう形で映像に残ることの賛否はもちろんあるだろうけれど、「林由美香」がここに生きていることだけは確かなのだ。

由美香の母親がいみじくも言っていた「人は二度死ぬと、一度目は命が亡くなった時、今一度は人々から忘れられること」・・・

映画ファンとしてこんな幸せな映画にはめったに出会えない。
この年になって「滂沱の涙」を流せる幸せをしみじみと感じている。

合掌!!
2




AutoPage最新お知らせ