時代考証・・眼鏡提供は「イワキメガネ」  邦画

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「ALWAYS 三丁目の夕日’64」山崎貴監督のCGが楽しみの一つである。

全面的に展開される人情話もできすぎで、それを承知で見ているところもある。
さして目新しい展開でもなく、ほろっとしながら映画の進行に合わせてしまう自分がいる。

「違うな」という思いは常にあるけれど、善人ばかりの映画もいいとは思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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もうすぐ8月、この暑さには参るけれど、体が少しは慣れてきた。
知り合いにメガネを買ってもらい、配達の帰りにアイスコーヒーをおいしく飲む。
こんな時が今一番の幸せかしら・・・。

私、どこまで行ってもメガネ屋だから・・・
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「白馬童子」の晩年と本  邦画

山城新吾が亡くなって3年ぐらいたつだろうか?
晩年の彼に対す報道はひどいもので、徘徊などと書き立てていた。

別れた妻子も見舞いも来ず、寂しい闘病生活だったなどとの報道もあった。

「死に貴賤はない」という前提で考えれば、どういう死でもその人らしい死に方ということになるのだが・・。
「愛情の亀裂」は良くあることで他人がとやかく言うことではあるまいが、それでも何十年も一緒に暮らしたつれあいに対して一定の尊敬らしきものはあってもいいと思っている。
人には「情」というものとあるはずだから・・・。


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山城が書いたこの本、かなり面白い。私は本を読むのは遅いほうだが二日ほどが読み終えた。
人への差別、主に彼が生まれ育った被差別部落問題が中心で、古い京都の一面がきっちり描かれている。
役者は基本的には河原乞食であるべきで、常識を超えたところで勝負すべきだろう。
ただ、この考え方は古いという人もいるだろうけれど、いい役者はいい人である必要はない。
なにも犯罪を助長するものではないけれど、ある種の突破力というか、馬力が必要なのだろう。

一般的に仕事というものはそれぐらいの入れ込みがない限り、とてもとても「いい仕事」をしたとは言えない。

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「田原総一朗の遺言 鈴木いづみ 伝説の女優作家の誕生」このシリーズはかなり面白く今回も早速借り出した。
「鈴木いずみ」のことは早くから知っており、何か目新しいことはないのだが、若松孝二監督お話がめっぽう面白い。

とくに彼がなぜピンク映画を撮らなくなり、一般映画のほうばかり撮るようになったのかという理由。
つまり、ピンク映画が妙に社会に受け入れられ、「反社会映画」としての役割を終えたと感じていることが大きいらしいと。
日活ロマンポルノの評価もその一因であるらしい。

いま彼は日本社会のタブーとも言われる「三島事件」の映画化に取り組んでいる。
右翼諸君も若松孝二ならいいだろうということになっているらしい。

かつてバリケードの中で何故か若松映画が盛んに上映されたが、右翼をも取り込む彼はすごいとしか言いようがない。

彼はこんなことも言っていた。
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」を北朝鮮まで持って行ってよど号事件の犯人たちに見せたという。
涙を流していたというではないか。

この事実だけでも、半端な映画作家でないことがわかる。



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白川和子嬢  邦画

田原総一朗の遺言 〜タブーに挑んだ50年!未来への対話〜
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http://www.megane-tomiyasu.com/main/ks01.htm
その中の一話「゛宣言゛ポルノ女優 白川和子」1972年作品これがテレビドキュメンタリーの衝撃作。

老人ホームでの白川と老人との性愛場面風が何の演出もなく、唐突に映される。

私の白川嬢に会った経験から言うと、かなりサービス精神が旺盛でそれが如実に反映された感動場面だと思うが、同時に違和感を持つ人もいるだろうと思う。
当時はポルノ女優というと明らかな差別意識があり、格下女優と見られていた。

白川が言うには当時ポルノが必要な人、つまりは性の現役の人はポルノは必要ではないわけで、特にある層の老人にはポルノは必要だったわけである。
老人ホーム慰問はそんなところからの発想だったようである。

この映画の老人たちはもう死んでるわけだが、いいお土産を持って三途の川を渡ったはずだ。
田中登監督の渾身の一作「㊙色情めす市場」のラスト老人との性愛場面が挿入されている。
映画を見たすべての人が、主演芹明香が天使になった場面でもあっただろう。

白川和子主演映画ベスト
@闇に浮ぶ白い肌
A一条さゆり 濡れた欲情
B恋狂い
C実録白川和子 裸の履歴書
D団地妻 昼下がりの情事


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戻り梅雨?  邦画

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「昨日消えた男」森一生監督作品言えばTV「暴れん坊将軍」の映画版と思えばよろしい。
気楽な娯楽作としては良くできている。
じとっとした雨模様の日にはこんな映画が似合う。

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この本については敢えて論評はしない。
「寝た子を起こす」それでもいい。知らないことの罪は何よりも恐ろしい。
日本映画を本当に愛するならば、この差別構造を認識していないことにはやくざ映画一つ理解できないと思っている。

現代のやくざ組織の半分近くが同和関係者だとの話も聞く。

たとえば、映画「紙屋悦子の青春」どうしても出自の言えない主人公、初夜の日にもじもじする気持ちとってもわかる。・・・・

そうそう思い出した。
「ゆきゆきて、神軍」の主人公、故奥崎健三も被差別部落出身者だという。
さらに怖い話を監督原一男から聞いた。
この映画の続編を考えなかったかという問いに彼は「奥崎が本当に人を殺してしまうだろう」ということを言っていた。

犯罪を誘発したならば映画とは言えなくなってしまう。
その狭間こそがドキュメンタリー映画の本質なのだけれど・・・。

取り留めもない文でした。


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新聞折り込み広告について  家業(眼鏡)

「小さな町の小さなチラシ」 
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この広告ほとんど無反応だった。
予想はある程度していたが、やはり地方に裏切られたものにとっては、地方での商売で借りを返すという貧しい発想が根本的に間違っていた可能性がある。

結果としては私が元気に暮らして、メガネを相変わらず作っていることが幾人かの人に分かってもらえばそれでいいわけです。
現在の地方の力というものは、本当にないわけなのだから、それをあてにしてはならないだろう。

困った人の駆け込み寺的メガネ屋を目指すことはこのチラシで最終的に確認できた

実はもう一つつまらない動機もありまして(笑)。
まあ、この(笑)が味噌なのだが簡単に言うと「意地」ですか。
誰に対してというとこれ以上は事情があり、今の処言えないのですが・・・想像していただけるか思います・・・・

それでもこんな「私的チラシ」私は気に入っているのです。
二三の問い合わせしかないからこそ、もっと私的に私的にマイナーなチラシを作ってみたいと思ってしまう自分がいる。

たとえばこんな感じ!!

「ふりむん店主の眼鏡通信」
徹底的に遠近両用の相談に応じます。
ただし価格はそれなりにいただきます。

日本映画を徹底的に研究しよう。
今月の異端の映画案内・・天才田中裕子の使い方とか小津安二郎は現代の家族崩壊を予言している?とか

メガネを売ることに拘泥しないチラシなんか面白い。
かなり低価格で作れるものだから、遊びもどんどん入れる。
なんて・・・
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今日、わざわざ岐阜県から当店を訪ねて、メガネを作りに来て下さった。
やはり、とっても嬉しい。
遠近両用メガネに本当に困った人の相談に応じながら、こんな山の中で営業を続けられる幸せを感じている。


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好々爺・若松孝二監督  邦画

NHK「ようこそ先輩」という番組で、若松孝二監督子供たちと楽しそうに共演していた。
宮城県出身の監督震災に関連したものとはいえ、ピンク映画の監督が堂々とNHKに出てくるとは驚きでもあった。

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「われに撃つ用意あり」1990年製作残念ながらかなり時代に取り残されたような映画である。もっとも全共闘世代には大いに共感はするけけれど、全共闘崩れのような人物が次々に出てきて愚痴る映画は気持ちがよくない。
テレビの「2時間ドラマ豪華版」とすれば、極めてよくはできているわけなのだが・・・。

故原田芳雄が若々しい。

梅雨末期の異常事態・湿気の猛襲に体もだるいぞ!!
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家族を持つ意味・君は映画のラストをどう読む  邦画

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2011年作品「家族X」は夫婦と息子の三人暮らしのお話。
今日はやや体調がすぐれないのだが、この映画の手持ちカメラのブレが何とも気色悪い。
かつて「仁義なき戦い」で有名になったカメラをぶん回す手法なのだが、それとも違う。
カメラワークにリズムがないのが気分を悪くする原因なのだ

それでもこの映画を途中で断念しなかったのは、恐ろしく暗いストーリーの中に隠されている家族観にそれなりに説得力があるからなのだ。

今や家族を失ってしまった私が言うのもおかしいけれど、優しく包み込むような愛情に満ちた家族などあろうはずもなく、映画のごとき三者三様に悩みを持ちつつ、ぎくしゃくしながら何となく生きているのが「普通」ではなかろうか?
そういう状況が妻を追いつめることになるのだけれど、それでも家族はいいものだと言っているようにもラストは思える。

おそらくこの映画女性には徹底的に嫌われる可能性がある。
なぜなら、完全に男の視点に立った家族観だから・・・

あの奥さんの心が壊れていく過程、私も蜃気楼のように思い出すことがある。

繰り返すが、この映画私の中では「正義」なのだ。


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「小さな町の小さなチラシ」  家業(眼鏡)

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中日新聞の折り込みチラシである。

ほんの少し技術者として生きてきたあかしを、本業のメガネ販売で残したいと思っている。

たわいもない「再建」と思われようが、いいものを安価に作りたいという欲求は誰にも止められない。
4年という歳月と、あまりにも地味な場所での販売、結果はどうあれ、とっても楽しみな土曜日になりそうである。
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ある師匠の引退  本業(金属加工)

私がメガネ店で食い詰めたとき、助けてもらったのが現在の会社である。
仕事の内容はなかなか理解しにくい。
http://www.megane-tomiyasu.com/freepage_34_1.html

簡単に言うとネジの折れ込み防止を金型のほうで工夫するということです。
その仕事を基礎から教えてもらったのが写真のSさんである。

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私の師匠であるSさん、今回引退することになった。
年齢が65歳ということで妥当ということも言えるが残念なところもある。
会社の中でも機械化が進み、このような手加工の部分はぐっと少なくはなったのだが、どうしても精度を求める顧客には必要な仕事でもある。

師匠の頑固さは、私たち10人前後のグループに受け継がれ孤高の道を突き進むようにも思われる。
会社の中ではやや危険な集団かもしれません(笑)。

冗談はさておき、私にとってはとっても面白い仕事だと思っています。
こういう「とんがった仕事」、貴重な最後のアナログ仕事のように思えます。

師匠、ともかくご苦労様でした。
近々、自宅にお伺いします。


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