No.053/2011◆ 「愛を読むひと」2008年・評価【4】   洋画

監督 : スティーヴン・ダルドリー
出演 : ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、レナ・オリン、ブルーノ・ガンツ

ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞主演女優賞を受賞した切ないラブロマンス。第二次大戦後のドイツ。15歳の少年・マイケルは年上の謎めいた女性・ハンナと激しい恋に落ちるが、彼女には戦時中に犯したある“秘密”があることを知り…。R15+作品。
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硬派の作品、とりわけ洋画では最近一番のお気に入りである。
優れた映画はわかりやすいのたとえ通り、シンプルな筋運びなのでじっくりと作品と向き合える。
私、基本的には悲劇大好きなれど、この主人公文盲の切なさと、哀しさがたまらない。

人は年を取って何もない状態で同情されることのみじめさ、よく言われるように残るは「プライド」だけになったとき、人の選択は多くはないのだろう。
というよりは、この映画の主人公のように「死」しかないのかもしれない

親しかった人、愛おしい人に何か手を差し伸べるとき、私たちにはどんな方法があるのだろうか?
もう私、じっくりと考えてもいい年代なのだから・・・。

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それにしても、ケイト・ウィンスレットの頑張りがすべて、若くはない肉体をさらす前半、後半の老残、その壮絶さ振りが清々しい。
タイタニック」のいもネイちゃんが・・・(笑)。
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No.051/2011◆ 「カチンの森」2007年・評価【2】  洋画

監督 : アンジェイ・ワイダ
出演 : マヤ・オスタシェフスカ、アルトゥル・ジミイェフスキ、マヤ・コモロフスカ、ヴワディスワフ・コヴァルスキ

アンジェイ・ワイダ監督による、第二次大戦中に起きた「カティンの森」事件をモチーフとした戦争ドラマ。ソ連軍の捕虜となった将校・アンジェイは、目撃したすべてを手帳に書き留めようと心に決める。妻のアンナたちは実家で夫の帰りを待ち続けるが…。R15+
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実はこの映画の背景がよくわからない。

ワイダ監督の特集をNHKが放送していて、これがなかなか面白かったと記憶している。
それでこの映画を見ようと思ったのだが、私の能力不足なのか映画もよくわからず、ウイッキも読んでみるものの判然としない。
つまり、私はこう考えた。
戦争のどさくさをいくら論理的に解説しようとしても、無理なのだと・・・。
捕虜の扱いに困ったソ連が闇に葬ってしまった、そんなことが真相なのだろうか?

数が多かったから問題になったのだとしたら何とも・・。
いずれにしろ後味の悪い映画をみてしまった。
やはり、自分から真に見たい映画を見ないと時間の無駄になること「自明の理」。

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以下私事で
やっと新車が届き、今慣らし運転中!!
ナビを付けたからどこでも出かけられる。
通勤が楽になる。嬉しいです。
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No.013/2011◆ 「アザーズ」2001年・評価【3】  洋画

監督:アレハンドロ・アメナーバル
出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラガナン、クリストファー・エクルストン、アラキナ・マン、ジェームス・ベントレー、エリック・サイクス
“21世紀のヒッチコック”の異名を持つアレハンドロ・アメナーバル監督が、ニコール・キッドマンを主演に迎えて作り上げた傑作ゴシックホラー。古い屋敷に住む母親と2人の子供たち。一家のもとに3人の召使いが来て以来、次々と怪現象が起こり始める…。
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面白く見ました。
ネタバレ風に言えば、死霊に怯える家族が実は「死者」だったという落語みたいなお話。
怖いといえば怖いが、日本物の幽霊話とはかなり違う。
細かいことを言えば、死霊たちの会議は何を相談していたのだろうか?とか矛盾するのかどうかもよくわからないが、一邦画ファンとしたら何となく楽しんだ。
好きな人はこういう映画を分析して楽しめるのだろうけれど、当方通りすがりの一見さん。

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No.009/2011◆ 「波止場 」1954年・評価【3】  洋画

監督:エリア・カザン
出演:マーロン・ブランド、エヴァ・マリー・セイント、リー・J・コップ、ロッド・スタイガー
巨匠、エリア・カザンが描く人間ドラマ。1954年のアカデミー賞において最優秀主演男優賞を始め8部門を受賞した。暴力が渦巻くニューヨークの波止場を舞台に、正義を貫く男の姿を感動的に描く。
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カザン監督、とかく「赤狩り」時代の行状を問題にされるけれど、どうなんだろう。
生きるために志まで売ったように言われてはいるが、判断に苦しむ。

ともかく有名なこの映画、今の目で見るとあまりにも単純で分かりやすい、時代はこういう物を欲していただろうことは想像できる。

日本映画もこの時代似たような映画を作っている。
左翼の映画人、山本薩夫、今井正らによって。

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No.008/2011◆ 「ダンシング・ヒーロー 」1992年・評価【3】  洋画

監督:バズ・ラーマン
出演:ポール・マーキュリオ、タラ・モーリス、ビル・ハンター、バリー・オットー
『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督の名を一躍世界に轟かせた青春ダンスムービー。社交ダンス界の若きスター・スコットは、大会で規定外のステップに挑み優勝をライバルに奪われる。名誉とパートナーを同時に失い失意のスコットだったが…。
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ダンス映画に疎い私もなかなか面白く見た。
必ずしも全面的に酔うほど物語に入り込めなかったが、ダンスシーンの陶酔感は「フラッシュダンス」に匹敵すると思う。
やはり、親子の関係が整理不足のように思える。

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No.002/2011◆ 「花嫁の父」1950年・評価【3】  洋画

監督:ヴィンセント・ミネリ
出演:スペンサー・トレイシー、エリザベス・テイラー、ジョーン・ベネット、ドン・テイラー
ヴィンセント・ミネリ監督が愛娘を嫁に出す父親の複雑な気持ちをペーソスたっぷりに描いた感動ドラマ。
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この映画の知識は少しはあったが、知り合いのブログが鑑賞のきっかけ。
実はもう少しほのぼのとしたお涙頂戴風のものかと思っていたが、なかなかシニカルな映画であった。
どこの国でも結婚騒動記は存在するようで、笑ったりもしたが、私の個人的な体験が素直に鑑賞させてくれなかった。

ともかく「ハレ」は苦手な当方、またしても薄暗い日本映画が見たくなった。

そうそう、エリザベス・テイラー美しいことには間違いないが私は「ナタリー・ウッド」が昔からのファンである。

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No.157◆ 「ザ・セル」2000年・評価【3】  洋画

《監督:ターセム
出演:ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン、ヴィンセント・ドノフリオ (グループを探す)
誘拐された女性を探すため、意識不明に陥った殺人犯の脳の中へ入り込んでいく美しき女性心理学者。しかし、そこは想像を絶する恐怖の世界だった−。全米2週連続NO.1ヒット!サイコ殺人者の深い心の闇を、誰も観たことのない斬新な映像で描き出し、公開と同時に論争の嵐を巻き起こした衝撃の問題作! CM・MTV界の"ヴィジュアル・モンスター"ターセム初監督、コスチューム・デザインを「ドラキュラ」の石岡瑛子が担当。主演は歌手としても成功をおさめた今最も旬な女優ジェニファー・ロペス。輝くばかりの美しさで女性心理学者のヒロインを熱演!》

マトリックス」「アバター」などと共通するところの仮想空間でのお話はとっても苦手である。
圧倒的な画像の美しさは賞賛されるべきだろうが、私の趣味と外れるところがある。
ただ、ロペスの美しさはダントツで、最後の別れのシーンの「粋」は日本映画には絶対できないアメリカ映画のいいところだ。

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No.153◆ 「アイドルを探せ 」1963年・評価【4】  洋画

《シルヴィー・ヴァルタン主演の“アイドル映画”》

アイドル映画の見本のような作品である。
ストーリーは取り立てて目新しくもなく、凡庸な宝石探しのお話。
こういう映画はアイドルの歌をどのように挿入するかにかかっている。
日本映画GSのアイドル映画と思うとおしゃれでみんな芸達者なのには驚く。と言っても私が知らないだけで、かなりの有名人のようでもある。

アイドル映画といえども、大人の映画に仕上がっているのは流石に監督の力量なのだろう。

いろいろ講釈を並べてはみたが、シルヴィー・ヴァルタンの魅力は全開、まったくもって可愛らしいの一言、参りました。
もう、彼女も60歳をゆうに超えているだろうが、現在の姿は見たくない(笑)。

昔大ファンだった「園まり」、今でもかろうじて昔の美貌を保っている。
バルタンもこれぐらいならと思いつつ、交通事故に二度も会っているのだから、こうは行くまいなどと想像を働かせている。

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こういうおしゃれなフランス映画はいい。
ブリジット・バルドーの映画がみたくなった。


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No.152◆ 「ベティ・ブルー インテグラル ノーカット完全版 」1986年・評価【2】  洋画

《ジャン=ジャック・ベネックスが手掛けた、愛情が激しすぎるが故に破滅していく男女の姿を描いた作品。恋に落ち、愛する人の子供を身ごもることを夢見る女性・ベティは、彼女の夢がひとつずつ砕けていった時、その精神は破綻していく…。》

久しぶりの洋画
結論から言えば

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「もっと、狂え」
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途中何度も見るのをやめようとも思ったが、三日間かけて全編鑑賞。
こういう映画こそ「無用な裸が多すぎる
「裸族」風、男のものまで見せてくれる親切ぶり(笑)。

この映画を見ながら「ラストタンゴ・イン・パリ」を思い出していた。
堕ちていく男女を描く共通性を持ちながら、ベティは深さは感じられない凡作だと思う。
ゆるい人たちのゆるいお話で、こんなことで人は狂えない。
だからこそ「もっと、狂えと」


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No.143◆ 「マレーナ 」2000年・評価【3】  洋画

《G・トルナトーレ監督が、思春期の少年が抱く大人の女性に対する焦げるような想いを描く。第二次世界大戦下のシチリア島、夫を戦地に送り出している美しい人妻・マレーナは町中の男から視線を集め、女からは嫉妬されていた。》

この映画の評価、かなり迷っている。
前半の艶笑話のような部分はどこかで見た映画、例えばあの「青い経験」風でもあるのだが、ラストにいたってはかなりの力の入った演出を見せる。

どこをどうやっても「生き抜く」女性、例えそれが娼婦であろうとも・・・。
意志の強さがこの映画の根幹をなしていると思う。

彼女の周りにいる人々の軽薄さが異様ではあるが、監督の狙いはかなりシニカルなはずではある。
ラストのリンチ、そして毅然とした態度で旦那と歩くシーン、市場の女性の声かけ等々、生き抜いた女性への賛歌になってはいないか?

少年の悲しみと私の涙がクロスした場面でもあった。

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No.140◆ 「ハート・ロッカー 」2008年・評価【2】  洋画

《アカデミー賞6部門を受賞した、キャスリン・ビグロー監督による戦争アクション。バグダット郊外ではブラボー中隊の爆発処理班が任務に及んでいた。だが、殉職した仲間の代わりにやって来たジェームズ二等軍曹は、危険を顧みない型破りな男で…。PG12作品。》

どうも監督の意図が読めない映画なのだ。
人間の極限を描いたということになるのだろうけれど、私は好きになれない。
リズム感の欠如したようなカメラワークが不快感を増す。

「狂気の国アメリカ」がこれだけ「正義」を振りかざしてみても虚しい。
「自分のやっている爆弾処理の仕事は大事」だと思い込んでいる主人公は、アメリカの正義なのだろう。
だからこそ賞を貰ったと思ってしまう。

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映画の途中に「お茶して」最後まで見たが、こういうハリウッド映画は見たくないですね。

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No.134◆ 「マディソン郡の橋」1995年・評価【2】   洋画

《世界的ベストセラーをクリント・イーストウッドが映画化。中年カメラマンと農場の主婦の4日間の恋を叙情豊かに描いた大人のラブロマンス。》

有り体に言えば、中年のおばさんとおじさんの恋愛話。
映画の半ばで結論が見えしまい、なんとかそうであってほしくないと思いつつ最後まで鑑賞。
恋愛映画はどこか突き抜けた感情というか、反社会的な匂いがしないと思いっきり感情移入できないと常々思っている。

この映画のダメな所は、成人した子供たちの品の無さと、イーストウッドとメリル・ストリープ主演ご両人が下品に見える、これは私だけが感じたことかもしれないが、そう感じてしまったのです。

田舎を舞台にしたって、もう少しなんとか出来ないものかと思いますね。
洋服とか???・・・。

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どうも洋画には厳しく、邦画には甘い点が付いてしまいますな(笑)。
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No.130◆ 「許されざる者」1992年・評価【3】   洋画

《かつての残忍な悪党が、娼婦の懸けた賞金を得ようと、昔の仲間や若いガンマンと共に最後の追跡の旅に出る。これぞまさに「荒野の用心棒」から始まる彼の西部劇映画史の総決算!そこではイーストウッドが演じ、描き続けていた西部のアウトローが、年老いたガンマンという形で登場。銃の腕もおち、馬も巧みに乗りこなせなくなった彼が、生活のための金稼ぎから転じて、”伝説の男”として甦る姿が身震いするほどスタイリッシュに映し出される。仲間を殺され、復讐鬼と化した主人公の問答無用のガン・ファイト!その”伝説の男”が去り行く馬上の姿を見届ける娼婦たち…。今は亡き恩師セルジオ・レオーネとドン・シーゲルに捧げられたことでも話題となった、1992年度の映画界を代表する真の傑作である。》

世評ほどにはこの映画評価できない。
どうも復讐劇としての動機が弱すぎる感じがする。
顔を切り刻まれたとされる娼婦が元気いっぱいに見える。
人殺しに理屈をつけすぎるのもおかしいが、この理屈こそがイーストウッドの映画であり、アメリカ映画なのだろう。

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No.124◆ 「ダークスター 」1974年・評価【1】  洋画

《J・カーペンターのデビュー作としてカルトな人気を誇るSF映画。21世紀半ば、スカウトシップ・ダークスター号は地球を離れ、遠い宇宙の彼方を飛んでいた。乗員4人は前方の危険な小惑星の破壊を準備していたが、流星群の出現でパニックとなってしまい…。》

見事につまらない。
安手づくりの映画が時として面白いこともあるが、これはいけません。
時間の無駄に近いものである。

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No.122◆ 「マルタの鷹 」1941年・評価【2】  洋画

《サンフランシスコの私立探偵サム・スペードは、ある女からサースビーという男に尾行されているので助けてほしいとの依頼を受ける。だが、相棒のアーチャーは彼女の美しさに惹かれ、その依頼を肩代わりする。その夜、アーチャーは、サースビーとともに死体で発見される。事件を追求するスペードの前に、カイロという奇妙な男が現れ、黒い鷹の置物を探し出してくれたら5000ドル支払うという。話の裏側に共通の事件をかぎつけたスペードの鋭い推理が、複雑に絡み合った謎を解く。ジョン・ヒューストンの初監督作品。探偵サム・スペード役のハンフリー・ボガート独特のボギー・スタイルは、以後ハリウッドの一時代を画す。》

制作された年代を見れば、日本で言うところの戦前の作品になるわけで、すごいということになるのかしら。もたもたした進行が時代を感じさせるが・・・。
どうも、私にはピンと来ないのだが、、ハンフリー・ボガートという歴史的な俳優すごい俳優なのかも理解出来ない。

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