私が長い間お世話になった、ボーノのママが、8月5日に59歳という若さで亡くなりました。
ご主人からの連絡に、突然なことで信じられませんでした。
ボーノがスタートした時から、最後まで毎年展示会をやらせてもらいました。
ボーノがお店を止めて2年半。
体調がすぐれず、検査入院してすい臓がんの末期だということが分かったそうです。
このことを知っていたのは亡くなる前日まで、本人を含めてご家族だけ。
1月末にお孫さんにプレゼントするお雛様を受け取りに、我が家に遊びに来てくれました。
その時、手作り仲間やボーノさんを知っている友達が8人ほど集まり、楽しいおしゃべりをしたことが今思い出されます。

このカップは、ボーノのママがお気に入りだったブルーダニューブのマイカップ。
それと同じものをお参りした皆さん全員に、持たせてくれました。
このことも含めて自分のお葬式の準備をしっかりメモに残し、お通夜の席ではママ自身が書いてあった皆さんへの感謝の手紙を、ご主人が読んでくれました。
自分の病気を知り、残された時間を大切に過ごし、想像以上に頑張れたボーノさんは、私たちにたくさんのメッセージを残してくれました。
そして手作りする私を、いつも後押しして育ててくれたことに、改めて感謝します。
ありがとうございました。

2007年3月のボーノ展の時に飾られていた、ボーノのパパとママ。
DECOクラフトの先生が作ったものです。

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