自分で輸入してしていたり、店をオープンした当時はクラシックバイクがブームだったんですね、修理などの依頼あり、英車の扱う割合は高かったです。日本でもクラシックバイク専門誌が発行されたり、イギリスでは、英車に関する資料が豊富で、新しいのを手に入れて、見て(読む、ではない)英車について、いろいろ知っていくのが楽しかったです。
なんといっても、英車本体のエンジンフィーリング、ハンドリング、乗るたびにワクワクさせられます。それは今でも変わりません。でも、英車が中心のオートバイライフは終わって、(クラシックな)英車も好きなオートバイの一つ、という状態になっていきました。それは、サスペンションだったり、操作フィーリングだったり、オートバイが良い方向に進歩しているのに対して、進歩が止まってしまっているからかもしれません。

雨の日勝峠。B50で2回、北海道へ行きました。チョイノリで英車の楽しさを味わうのもいいですけど、英車は、ロングツーリングこそ味わい深いです。特に北海道は、一般道は80キロくらいで流れているし、峠のコーナーも、右へ左へ切り返すようなものではなく大きなRです。そこを、タカタカタカッーと単気筒のエンジン音で駆け抜けていくと、ツーリングであることを忘れて英車を味わえます。

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