ツーリングの楽しみは、景色、気持ち良い走りのできる道、地元のおいしい食べ物などいろいろありますが、集まってバイク談義をするのもいいものです。
古いバイクの話をするのは、特に面白いのです。今回も私は、XL250K3で参加しました。その愛車のある謎が、今回解けました。鉄のハンドルバーに細い補強のバーが付いているのは、オフロードバイクでは普通ですが、我がXLには、中央に縦のバーが溶接されています。これはいったい何のため?
ホンダにテストコースの無い時代、ヨーロッパの高速道路で、全開走行をしたら振動でハンドルが破断してしまうのでその対策だと、当時開発していた人が教えてくれました。オフロードバイクで、そんなところを全開走行などしないだろう考えられたようですが、当時、ロードバイク用の要件しかなく同じテストをして対策したとか。結果、重ーいバイクになってしまいした。要件の見直しなんかあったおかげでしょうか、次の23インチのXL250Sは、20kg以上軽くなりました。


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