7月になりますけど、NHKの“プロフェッショナル”という番組で、家電なら何でも直すという人が紹介されていました。一日の電話が200件、出たら仕事にならないので出ない。日本全国からの依頼。三重県と奈良の間の山の中、そこへ東京から依頼に来たという人が出ていました。
番組で紹介されていたのは、食器洗い機、工場で使っている40年前のコンピューター、ラジオやカセットレコーダー、本当に様々でした。
40年前のコンピューターは、新しくすると工場の設備まで変えなくてはいかなくて、2000万円くらいかかって廃業になるかもしれないという、修理することが必要に迫られているというのもありましたが、カセットデッキなど多くは、愛着のある物を直したいという依頼でした。
必要性とモノに対する愛着、それと何でも直せるという技術力、それが出会って感動させられるような番組でした。直している人が、直すのが楽しくてしょうがない、直せた時の喜びが伝わってきました。良い番組でした。

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