2006/8/31

お客さんが・・。  バイク

遠いところからいらっしゃいました。

ボーリングを依頼されましたがこのシリンダーを見てピンと来る方はマニア間違いない。

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ピストンをヤマハに注文っと。

何?ネット上のパーツリストに無い?そりゃ〜ないじゃろ。昭和55年登録じゃからそりゃー無い。ヤマハのHPに行っても載ってないくらいだから。

とりあえずピストンは0.25、0.5とかあるらしいが、店員がモゾモゾと

「誓約書を書いて頂く場合があります。」

なんで???

排気量が変わるからウンダラカンダラ。

ボクわかりませ〜ん。

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2006/8/31

プレッシャープレート  ボーリング加工他

トラック用のクラッチ関係の部品でフライホイールの研磨というのがあります。その対になる部品がプレッシャープレートです。

この部品を再度削って使用するケースもあります。

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削る最中に前からみるとただの円板ですね。
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2006/8/30

108φ  ボーリング加工他

ひさしぶり?にボーリングをしてました。

ボアが108φのディーゼルエンジン。

三菱の4D33(キャンター)です。ボーリングできるエンジンとしては大きいですね。ちなみにブロックも相当重い。2名で持つにはちょっとキツイ。

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オーバーヒートで焼きつかせてました。よくあるパターンですな。このボアになると専用の200Vで回せるボーリングマシンの登場。

普段は店の奥に静かにおいてありますが、出陣です。

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200Vで力があるのはいいんですが実際負荷を掛けすぎるとうまく行かないのでのんびり削って行きます。大方削って、磨くと1日作業となりますね。

でも終わると・・・。
「すっきり〜」
ってすがすがしい気持ちで1日を終えられますね。

しかし縦に置くと画像でっかすぎ。
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2006/8/28

シートリング製作  ボーリング加工他

残暑が厳しい日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

クリックすると元のサイズで表示します では本題に入ります。ディーゼルエンジンでバルブが落ちたり、欠けたりしてしまうとピストントップとヘッドの間に挟んでしまいます。

 トップクリアランス(ヘッドとピストンの上死点での隙間)は1ミリ程度しかありません。この隙間にバルブの破片が入ればヘッドを叩いてキズだらけにしてしまいます。

 この場合にシート面が悪くなっていれば交換となりますが、シートの入る場所の周りを叩いている場合ザグリ穴が変形してしまってます。(左上の穴)

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 その穴を一度ザグリ加工して真円を作りなおします。それほど大きくする必要な無いのですがザグらずにシートリングを入れようとするとまったく入らないか入っても中で割れていたり、歪みが出てしまってます。

 純正部品を入れてしまえば最短で楽なんですが、ここは手を入れてあげます。

しばらくしてリングが裂けて落ちた。」なんてのはイヤですから。

クリックすると元のサイズで表示します シート材を削ってリングを作ります。(画像のリング)

 締め代を取ってあるで打ち込みはすこし手ごたえがあります。

あとはバルブの当り面を加工してやれば完成。当然バルブの沈み量(ヘッド面から何ミリバルブが下がって(突き出し)いればいいか規定位置があります。)を合わせてやる必要があります。そうしないとオーバーラップ時にバルブがピストンに当ってしまいますからね。

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2006/8/25

カタカタ?  ボーリング加工他

ピストンがシリンダー内でカタカタ音がすると相談されました。

電話ではよくわからないので物を見せてもらいました。

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ダイハツの軽用です。最初「シリンダーにキズが入っているから。」という事で相談が始まっていますが、シリンダーにキズが入ってもカタカタ音はしないと思いました。

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ピストンのスカート方向は完全に焼付いています。ピストンとコンロッドを持った瞬間にカタカタいう原因がわかりました。
ピストンピンが固くて軽く首を振ってくれません。「これではダメ。」ってすぐわかりました。この状態だとエンジンを手で回した時、首が一番角度が付くところで少し重くなります。プーリーにレンチを掛けて回すにしてもゆっくり回していけば引掛りがあるからわかります。(多分)


原因はなんだろ?って聞かれましたが多分オーバーヒートでしょう。ピストンの裏面を見てみます。
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結構焼けています。オーバーヒートからピストンピンが固くなりカタカタ言う様になったと考えました。ちなみにこのエンジン掛けるとディーゼル並「ガタガタッ」って吹け上がるそうです。
そういう軽には乗りたくありませんね。
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2006/8/21

バリバリっと  ボーリング加工他

毎日研磨しております。

なぜだかヘッド面研磨が続く時は続きます。

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外回りから帰ってくるとヘッドが置いてありました。よく知っているお客さんはこういうスタンスで「まかせた!」って感じでしょうか。やる気が一番出ますね。こういう感じは。

ヘッドは普通自動で送りのかかる機械で削りますが、このヘッドはそうは行かないようです。なぜかって?

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カムが付けられる部分の分割面に角度が付いているからです。

削り難いでよ。ゴ○ンくん。

こんなタイプとかV型とかは結構手で削る(送るか?)機械の登場です。定番の中央に大きな砥石がついた平面研磨機がありますからそれでやります。何十年前の機械だろうか?40年はたってますが今だ現役。カンナを逆に掛けているようなイメージでしょうか。

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仕上げた感じはこんな風。ずばりよくわかんないでしょう。こういったヘッドで不具合が出るのは燃焼室の回りにある水穴に向けてガスが抜けてしまうパターンが多いです。ラジエータからプツプツ出てくるといった症状です。ひどくは無いけど水は減るという場合は疑う必要があります。日産、トヨタと直六(タテ六とも言う)にはありがちなパターンです。
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2006/8/1

スピーディスリーブ  ボーリング加工他

クランクシャフトからの油モレが出た時の対処法として

@メッキ or 肉盛り修正

A新品交換

Bスピーディスリーブ

の3つの方向があります。Aは修理屋としては単気筒以外はまず勧めません。クランクの値段はウン万円ではなくてウン十万円の定価が付いているからです。@かBになりますがエンジンから外せないような大型の船舶などで使われるのがこのスピーディスリーブです。

クランクシャフトのオイルシール部分に深い溝が刻まれています。溝が浅いならそのままで、深い場合は2液性のエポキシ充填剤を塗ってやれば良いです。

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この薄いリングがスピーディスリーブ。薄いのでシールの寸法はそのままではめればOKという優れもの。値段はウン千円。
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シャフトにあてがって床においてあるカップ上の工具(買うたびに毎回付いてくる)でトントン軽く叩くと、

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ハイ、完成・・・。簡単すぎ。

このツバ状の部分は邪魔なら切り取ることが可能です。

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このスリーブは軸受け一般に使用できる、軸を外さずに出来るといったメリットもあります。クランクのフロントシールなどに活用できます。最近のオイルシールにはスリンガっていってこのスリーブの10倍以上の厚みを持つスリーブが一緒に組み込まれて軸を磨耗させないような構造になっている物もあります。

そうでない物でもこのスリーブをオーバーホール時に最初から組み付けておくことで次回のオーバーホール時まで故障が出ない、クランクにダメージが入らないという目的で採用してもらっているエンジンもあります。
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