先週に続いてのリハビリハイキング。場所は吾国山。
朝モヤの濃い中、福原駅付近発5時10分。丁目石のある一般道からだが、朝露に濡れている草のため、山道に入るとすぐに膝下は沢登りのようにビショビショになる。33丁目石まで確認したので頂上は34丁目ということなのかな。誰もいないピークにはオオバギボーシ(ウルイ)がたくさん生えていた。うるさいアブを5匹ほどペチャンコの刑に処す。
帰りは、地形図にある一番西よりの道から福原へ出ようと思い、道を探すがみつからなかった。しかたなく、以前登ったことのある沢集落への道を降りる。途中ワサビの葉のようなものを見つけた。しかし沢の対岸で、その間には石垣があって容易に行けないのだ。下流の人家の橋を渡れば行けるが、そこまではしたくなかった。まさかワサビではないだろうけど、確認できなかったことが心残りだった。
時間もまだ早いので、富士山に登ることにした。行ってみてビックリ、登山口がない。なんと北関東自動車道になってしまっていた。
近くの人家で聞く。おばあさんが「いまはその道」と言いかけてやめた。俺にはその先の言葉が予想できた。「今はヤブで歩けないよ」と言いたかったにちがいない。
長袖に着替え地図とにらめっこで道を探す。倒木に隠れているが道形があることはあった。頂上には「富士山」と書かれた小さいプレートが木にかかっていた。
下りは北方面に向かう道を行ってみた。上部ははっきり残っており、少しは歩いている人もいるようである。しかし下るにつれだんだんあやしくなってきた。とうとう人家のすぐ上まで来てから完全にロストする。草に覆われて、まったく分からない。間違って人家の庭先に出てしまい、犬に食いつかれそうになり逃げ出す。田んぼのあぜ道を通り舗装道に出た。標高は183、2mだが、本日の核心部であった。
あとは福原駅まで暑き熱き戦いが待っているだけだ。
歩行距離11キロ、歩行時間5時間。福原駅着10時5分。
今日も帰ってから一仕事できる(日曜大工)。

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