1時間ほど時間が空くと、引地川に行ってしまいます。
きょうは車椅子のカメラマン具志堅さんと
以前観鳥会でご一緒した純正400mmレンズ装着カメラを持っていたかたと
偶然お会いしました。
カメラを見てから「ああ、こないだの・・」と気がつきました。
具志堅さんは、大庭城跡公園でカワラヒワの群れを撮影した、とおっしゃっていました。
400mmの彼女は、バスに乗ってやってきた、と。
そして、福岡の大宰府出身で、子どもの頃いろいろな鳥がいたこと、
それらを、もう見られないのが寂しいこと、など
鳥を探しながら、1時間ほど話しました。
彼女は、鳥カメラ歴3年ほど。しかし、いろいろな鳥を追いかけて
寒川、境川、相模川、流域をウロウロしているので
たくさんの鳥を撮影しています。
一緒に歩いていても、「あっアオジの声!」
「いま、コゲラが鳴いた」と教えてくれるので
「なるほど!」とびっくりします。
具志堅さんに以前聴いた話です。
小学校の授業をして欲しいと頼まれたときのこと
子ども達に、タンポポや雑草の花をひとつ決めて
しばらく同じ花を観察するように言うそうです。
しばらく経って、「花に何か変わったことがありましたか?」
と聴くと
「虫が来た」「蜂が来た」「蟻が上ってきた」など
いろいろな答えが返って来るそうで
子ども達に「たった一つの花でも、他の命を支えている」ことを
わかってもらうのだそうです。
具志堅さんが「鳥と友達になる」方法は
「鳥を1羽1羽観察し、理解すること」しかないそうです。
400mmの彼女(名前は知らない)を具志堅さんに引き合わせたかったです。
入れ違いで、残念。

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