最近、DVDで「犬のえいが」というのを観た。オムニバスの作品の中におかしいのがあった。「バウリンガル」という犬語翻訳機をしっているだろうか?あの機械の開発者がどうしてその研究をするようになったか・・・という話だ。開発者は小さい頃から犬に吠えられることが多かった。犬が自分に何か言いたいのか?と感じたその男は犬語の研究を始める。そうやってバウリンガルが出来上がるが、翻訳してみると「お前、いつか禿げるぞ!」だった。
大概、飼い主は犬が何を言っているか、わかるものだ。
「いちいち犬のいうことを聴いていては、犬に馬鹿にされるので無視しなさい」という人が多いが、無視し続けていると犬が何も言わなくなる。
「待っててね」「ダメ」はわかるのだから、何か要求したときはそれで会話すればいいと思う。掛け合い漫才もできる。
「オシッコしたいよ」
「うそでしょ」
「いや、出そうなんだよ」
「家に入るときにもらうビスケットが欲しいだけでしょ」
「ばれちゃしかたないなあ」
・・・こんな具合に。
アガシは「お前は庭から家に入った後、ビスケを食べないの?」
と聴いてくる。
「犬じゃないんだから・・」と答える。
やっぱり馬鹿にされているだろうか?

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