寝不足です。
それは昨夜の9時ごろ始まりました。
市の広域広報のスピーカーが
「ペルーで地震があり、津波がやってきます」
と報じました。
そして、真夜中1時15分ごろだったでしょうか、
大音量の警報のあと
「こちらは藤沢市長の山本です。
東海地方を震源とする地震が起きる可能性が高まって・・・」
と、市の広報用のスピーカーが報じました。
連日、熱帯夜で眠れなかったこともあり
貴重な睡眠を邪魔されたことに対して不機嫌になる夫が
テレビをつけ、警報のチェックをし始めました。
「たぶん、ボタンか何かの押し間違いだろう」とは思うものの
「ペルーの地震が、東海プレートを刺激し
地震が起きるかもしれないのか?」
と、不安になり、起きてしまいました。
本当に大きな地震が来るのなら
コンビニに走って、食料を確保しなければ・・・。
たぶん情報の真偽を確かめるべく
藤沢市役所には電話が殺到していることでしょう。
それから1時間ほど経って
市の広報スピーカーが
「先ほどの放送は誤りで津波情報でした」とだけ
訂正しました。
誤りを認めるなら謝罪すべきです。
深夜に2回も起こされた人たちは、
きょう、寝不足のまま出かけていくのでしょう。
身の危険が迫っているときの情報は流して欲しいですが
海岸沿いに住む人たちにだけ知らせればいい情報を
全市に真夜中流す、それも間違い情報を流すのは
「藤沢市、大丈夫?」と言いたくなります。
http://www.asahi.com/national/update/0817/TKY200708170121.html
その後、NHKのニュースでも
同様の報道がありました。
しかし、藤沢市からお詫びがあったのは
12時間以上経過した午後1時半ごろでした。
例のスピーカーから「ご迷惑をおかけしました」と陳謝がありました。
もし夜中の報道を信じて行動していたら・・
夜中に、津波警戒は必要だったのでしょうか?
上司の命令で夜中、市役所に赴き
間違ってボタンを押してしまった課長補佐さん、
ちょっと同情してしまいます。

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