このところ、重くてイタイ話ばかりで
読んでいただいている方には申し訳ないです(ペコリ)
きょうは父の命日でした。
丸三年、経ちました。
この三年の間に、父と母とアガシを失いました。
順番からいうと、いつかは来る別れで、しょうがないことですが
できるだけ先延ばしにしたい別れでした。
いろんなことがありました。
朝、お墓に行き、父と話をしました。
父の好きなウィスキーを持っていくのを忘れ
「気が利かないなあ・・」と声が聞こえそうでした。
父は3年前の今日、二ノ宮のピースハウスで亡くなりました。
27日の朝、市民病院を民間救急車で出発し
お昼に着き、アイスクリームを食べたあと亡くなり
その日の夕方に霊柩車で家に帰りました。
山の中の病院に着いてすぐ
「きれいな庭が見えるよ」と私が言うと
ベッドから見える緑を眺め「ウン」と穏やかに言いました。
「ゆっくりとした日々を過して欲しい」という願いは
私の空回りに終わりました。
終末医療施設「ピースハウス」には何度も面接に伺いました。
強行軍を後悔しましたが、医療のことをずいぶん考えました。
今週からウィンブルドンが始まっています。
きょうは第2シード、シャラポワが姿を消し、
きのうは第1シード、イバノビッチが苦戦しました。
イバノビッチが苦戦した相手、フランスのデシー(世界ランキング97位)。
私はすっかりこの人のファンになってしまいました。
イバノビッチがグタグタになりました。
マッチポイントもデシーが握ったのですが
運だけがイバノビッチに味方し
ネットにかかったボールが無情にもデシーのコートにポトンと落ちたり
風がデシーの帽子を吹き飛ばし、そのポイントを無駄にしたり・・。
そんな時もチャーミングに微笑む彼女の精神力に
惹きこまれました。
3時間以上の彼女の戦いは、敗れこそすれ
私に勇気をくれました。


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