昨日のバレーの試合は凄かったですね。
初めて植田監督の笑顔を見ました。
夕方、友達が図書館から借りてきて、
よかったので廻してくれたDVD
「フジコ(あるピアニストの軌跡)1999年」を観た。
フジコ ヘミングの下北沢での猫9匹との生活を
丁寧にカメラで追いながら
彼女のピアノにかける情熱を映し出していた。
もうかなりの歳になっているだろうが
彼女の数奇な運命と、魂で弾くピアノは圧巻だ。
リストがすばらしかった。
「ラ・カンパネラ」「愛の夢」・・・
国籍が18歳でなくなったこと。
30歳で避難民扱いでドイツ留学をしたこと。
この収録の4年前に母を亡くし
日本に帰ってきたこと。
一緒に連れて帰ってきた猫が死に、
またタバコを吸い始めたこと。
バーンスタインに見出されたのち
風邪のため両耳が聴こえなくなり
世の中には悪魔がいると思ったこと。
それらのことが、すべて音になって響いてきた。

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